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最新情報・耳よりなお知らせ・事例などランダムに掲載しています。  21年 8月

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                        記                事
臨時休業のお知らせ

9月20日(月)敬老の日
臨時休業致します。
何卒ご了承願います
9/19(日) 女子中高生ら装いSNSで交流相手募ったら…9時間で160人返信、性的要求が大半

大津市のNPO法人が今月、ネット上で見知らぬ相手とやりとりできるSNSの危険性を知ってもらうため、ある実証実験をした。女子中高生らを装って交流相手を募ると、開始数秒から返信が相次ぎ、9時間で160人に達した。「裸の写真を送って」など性犯罪に巻き込まれかねない内容が多く、SNSの「闇」から子どもを守る難しさを裏付ける結果となった。

 貧困や虐待などに直面する子どもの居場所づくりに取り組むNPO法人「こどもソーシャルワークセンター」が実施。社会福祉士の資格を持つ幸重忠孝理事長(47)の監督の下、10~12日夜の各3時間、スタッフが寂しさを抱えた小6、中2、高1の女子児童・生徒、中2の男子生徒という4人の設定で、メッセージのやりとりや通話ができるスカイプに登録し、交流相手を募った。

 高1の「あかり」が「家出した」と書きこんだ数秒後から「家に来る?」「車持ってるよ」などの返信が届き始め、開始約3分で17人に上った。小6の「みき」には「お顔みせて」などの要求が相次ぎ、中2の「ひな」には、男性器の画像を送りつけてくる人がいた。

 結局、9時間で4人には計160人から接触があり、9割の142人が女子3人に集中。露骨な性的要求が大半を占めたほか、「遊びに連れて行けるよ」といった書き込みもあり、実験に参加した女性スタッフ(24)は「深刻な悩みを抱えた子どもなら、ついて行きかねない」と表情を曇らせた。

 一方、「児童相談所に行った方がいいよ」「僕も家出した」など真剣に悩みを聞こうとするメッセージもあった。幸重理事長は「困難を抱えた子どもにとってSNSは必要なツールの一つでもあり、むやみに取り上げるべきではない。実態を踏まえ、SNSを悪用できない仕組みを大人が考えなければならない」と話した。

 実験でセンターが参考にしたのは、4月に公開され、話題となったチェコのドキュメンタリー映画「SNS―少女たちの10日間―」。幼い顔立ちの女優3人が12歳の設定でスカイプで友達を募ると、10日間で2000人超の成人男性が返信し、大半が性的要求だった。

 同センターは20日、大津市内で実験結果などの報告会やこの映画の上映会を開く。問い合わせや申し込みはセンター(077・575・4378)へ。
9/18(土) 日本テレビ、10月から無料同時配信開始 プライムタイム中心に 民放初の挑戦

日本テレビは10月からプライムタイム(後7~11時)の番組(一部番組を除く)を中心に無料同時配信を行うことを発表した。民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で「日テレ系ライブ配信」として行う。

 同局は昨年10月から12月まで3か月間、トライアルとして無料ライブ配信を行っていた。「トライアルの結果をもとに、テレビが無い環境でも、スマホやPCで人気番組の数々を地上波と同時に、リアルタイムでご視聴頂ける『テレビ番組の新しい楽しみ方』を提供致します」と開始に踏み切った。

 10月2日午後7時の「I LOVE みんなのどうぶつ園 2時間SP」からスタート。ライブ配信終了後は、TVerの「見逃し配信」で見ることもできる(一部番組を除く)。

 NHKでは20年3月から常時同時配信・見逃し配信サービス「NHKプラス」をスタートしている。民放では各局でスポーツ番組など単発での同時配信はあるものの、長時間、ジャンルを問わず本格的に同時配信するのは初めてとなる。
9/17(金) ザ・ファーストテイク登録者数500万人突破 音楽チャンネル史上最速

 ミュージシャンが一発勝負で歌を収録するYouTube番組「THE FIRST TAKE」のチャンネル登録者数が16日、500万人を突破した。

 運営側によると、2019年11月の開設から1年10カ月での突破は、音楽チャンネルでは史上最速。これまで107組のアーティストが出演し、計189本の動画が公開された。224の国・地域で視聴され、総再生回数は13億回を突破している。音楽関係者は「地上波の音楽番組並みの影響力を持つようになってきた」と話す。

 コロナ禍で視聴者が急増した。人気チャンネルの基準とされる登録者数100万人を超えたのは昨年5月の緊急事態宣言中。同月、口コミで人気が広がっていたYOASOBIの「メディア初登場」となる出演が話題に。これを機に大台を突破すると、その後はバラエティーに富んだアーティストの出演によって数字を順調に伸ばし続けてきた。

 7月には悪性リンパ腫が寛解した私立恵比寿中学の安本彩花(23)が同チャンネルへの出演をもって活動再開を果たした。昨年11月~7月には約5000組が参加したオーディション「THE FIRST TAKE STAGE」も実施し、数多くの話題を提供してきた。

 17日には、今夏に2人体制になったばかりの男女ユニット「いきものがかり」が初出演した動画が公開される。08年のヒット曲「気まぐれロマンティック」を今回だけの特別バージョンで披露する。「2人体制になったという変化を“音”からも感じていただけたらと思い、あえてアコースティック編成での『気まぐれロマンティック』を選曲しました。今までにない新しい雰囲気になっていると思います」と呼びかけている。
9/16(木) Appleが「iPhone 13シリーズ」を発表 9月24日発売

Appleは9月14日(米国太平洋夏時間)、新型スマートフォン「iPhone 13シリーズ」を発表した。日本のApple Store(Web)では、9月17日21時から販売予約を受け付け、9月24日に発売する。

iPhone 13/13 mini
 「iPhone 13」と「iPhone 13 mini」は、それぞれ「iPhone 12」「iPhone 12 mini」の後継モデルで、ボディーの基本デザインを踏襲しつつ、カラーのバリエーションを一部変更している。プロセッサは新型の「A15 Bionic」で、従来モデルから最大で50%のパフォーマンス向上を図ったという。Apple Storeにおける税込み販売価格は、iPhone 13 miniが8万6800円から、iPhone 13が9万8800円からとなる。

 アウトカメラは「広角」「超広角」のデュアル構成で変わりないが、新型センサーを搭載し、広角レンズにはセンサーシフト型の光学手ブレ補正機能を新たに備えた。

 詳細は、個別記事を参照してほしい。

iPhone 13 Pro/13 Pro Max
 「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」は、それぞれ「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」の後継モデルで、ボディーの基本デザインは先代を踏襲している。カラーラインアップは4色で変わりないが、「Pacific Blue(パシフィックブルー)」の代わりに新色として「Sierra Blue(シエラブルー)」が加わっている。Apple Storeにおける税込み販売価格は、iPhone 13 Proが12万2800円から、iPhone 13 Pro Maxが13万4800円からとなる。

 プロセッサはiPhone 13/13 miniと同じくA15 Bionicだが、GPUコアが1基増えて6コア構成となっている。ディスプレイは最大120Hz駆動に対応し、よりスムーズな画面表示を実現している。カメラの構成はiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxで共通となっており、センサー類を刷新している。

 ストレージ面では、ついに1TB(約1000GB)を備えるモデルが登場した。これにより、より多くのアプリやデータを保存できるようになる。
9/14(火) 初代「iPhone」から「iPhone 12」まで歴代iPhoneを撮り比べ 14年間でどれだけ進化した?

9月といえば新しいiPhoneが発表される(と思われる/ことが多い)月。どんなiPhoneになるかは知らないけど(信ぴょう性不明な情報は飛び交っているけど、そういうのはスルー)、この秋のうちに新型が発表されるのは確かでしょう。

で、その前に、たまには歴代iPhoneをカメラで振り返ってみよう企画である。

Q:最初に出たiPhoneは何万画素だった?

A:200万画素。

 初代「iPhone」が誕生したのが2007年。日本での発売はなかった。実に小さくてシンプルで「App Store」もまだなく、インカメラはなし、アウトカメラは200万画素でAFもなし(固定フォーカス)だったのである。

 iPhoneが日本で発売されたのは2008年7月、2代目となる「iPhone 3G」からだ。ソフトバンク表参道に前日の午後から友人たちと並んでゲットしたものである。懐かしや。

 あれから数年は行列が恒例行事になったが、徐々に並ばなくて初日に入手できるようになり、数年後には行列することなく平和な発売日を迎えられるようになったのである。

 iPhone 3Gのカメラも200万画素。固定フォーカスで動画機能もなしと画質自体は初代とはあまり変わらなかったが、GPSが搭載されて撮影場所が記録されるようになり(よくずれていたけど)、サードパーティーのカメラアプリや編集アプリが続々と登場し、SNSも新時代を迎えたのだった。

 初代iPhoneとiPhone 3G。どちらもダメ元で充電したら動作してくれたので、引っ張り出してガスタンクを撮ってみたのがこちら。iPhoneのカメラはこの画質から始まったのだ。

 iPhone 3Gでは大量の写真を撮ったものである。

 この頃はまだ電子シャッターによるゆがみもあまり知られておらず、センサーの読み出し速度も遅くてゆがみが出やすかったので、ちょっと話題になった。

Q:最初にAFが搭載されたのは?

A:2009年に登場した「iPhone 3GS」

 「iPhone 3GS」は見た目こそiPhone 3Gと変わらなかったものの、画素数は300万画素に増え、AFが搭載されてピントが合うようになり、VGAサイズだったが動画機能も搭載された。中身は大きく進化したのだ。

 やっとカメラらしくなってきたのである。残念ながら手元のiPhone 3GSはうまく動作しなかったので、昔撮った写真を。
9/13(月) ソフトバンクに是正命令 総務省、携帯の不正契約

 総務省は10日、携帯電話の契約締結の際に不適切な本人確認があったとして、携帯電話不正利用防止法違反でソフトバンクに是正命令を出した。

 ソフトバンクなどによると、元社員が2019年3~9月、不正名義による契約を39件結んだ。ブローカーとみられる人物から持ち掛けられ、契約に必要な本人確認書類はブローカー側から提供があったという。

 契約者からの問い合わせで発覚し、元社員は20年に諭旨退職となった。ソフトバンクは社内調査を経て総務省に報告。不正な回線が犯罪で使用されたとの事実は確認できていないとしている。
9/11(土) ウィキペディア編集者ってどんな人? あなたの知らない“ウィキペディアン”の生態

「妖精さんの草取り」「死神」…知られざるウィキペディアの世界を解説

 日々のちょっとした調べものに、仕事の際の情報収集に、あるいは暇つぶしに、お世話になっている人も多いであろうウィキペディア。知っての通り誰でも編集に参加できるインターネット上のフリー百科事典だが、実際に編集をしたことがあるという人はあまり多くはないだろう。ボランティアでのウィキペディア編集を“趣味”とする「ウィキペディアン」とはどのような人々なのか。TBS系「マツコの知らない世界」で「ウィキペディア日本語版の世界」について解説した「さえぼー」こと武蔵大・北村紗衣准教授に、謎に満ちたウィキペディアンの生態を聞いた。

 ビギナーの編集間違いを直す「妖精さんの草取り」、有名人の訃報をすぐさまページに反映させる「死神」など、独特のウィキペディア語録でも話題となった北村さん。ウィキペディア編集の魅力に目覚めたのは大学院生のとき、留学先のイギリスで英語版の翻訳を始めたことがきっかけだった。

「それまでは一般の方と同じように調べもので見てましたが、奨学金で留学したのでそのぶんくらいは社会貢献をしようと。語学力を生かして、英語版の記事の日本語翻訳から始めました。記事を編集すると、関連する未編集の項目が赤リンクで表示されるので、これもやらなきゃ、あれもやらなきゃと連鎖的にハマっていくような感じ。まあ、山に登ったりブログを書くのと変わらない、趣味の一種です」

 統計データでは、平均して月5000件ものペースで記事が増え続けているウィキペディア。アカウントを取得すれば誰でも編集に参加できるが、記事作成には細かい決まりも多く存在する。

「一番は特筆性を満たしているかどうか。たとえば、地域の部活動のチームや友達同士で組んだバンドなどは、特筆性があるとは言えず、記事にはできません。直接関係のない団体による二次出典が複数存在するかがポイントで、たとえば競技団体の資料しかない発足したてマイナースポーツは微妙なところですが、新聞などのメディアで取り上げられた実績があれば特筆性があると言えます」

 現在、ウィキペディア日本語版を複数回編集しているアクティブユーザーは1万5千人ほどだが、継続的に活動していてベテランといえるのは数百人ほどと推定される。大半は編集をしても1回限りというライトユーザーだ。注目される事象やスキャンダルが起こった際には、イタズラやデタラメな内容の編集を行う“荒らし”行為や編集合戦も頻発するという。

「幼稚なものだと記事内容をすべて『あああああ』に書き換えたり、まったく事実と異なるものや誹謗中傷の類もあります。ユーザー投票で選ばれた管理者には、迷惑行為を繰り返すアカウントをブロックする権限がありますが、日本語版の管理者は現在わずか40人ほど。とてもパトロールが追いつかず、ほとんど見られないマイナー記事の中には荒らされたものが数年放置されていることもあります」
9/10(金) アマゾン、従業員の大学授業料を全額負担へ

 Amazonは米国時間9月9日、米国の従業員に提供している教育訓練手当を拡大すると発表した。米国内の「数百の教育パートナー」で学んだ場合の授業料を全額負担するなど、2025年までに教育と技能訓練に12億ドル(約1300億円)を投資するという。

 これまで、すでに世界で5万人以上のAmazon従業員が同社の教育プログラム「Career Choice」に参加している。

 2022年1月からは、現場でオペレーションを担当する時給制の従業員75万人以上がCareer Choiceプログラムを通じて、準学士および学士課程を含む大学の学費を全額支給してもらえるようになる。Amazonは、高校卒業資格、GED(高校卒業程度の学力を証明する認定試験)、第二言語としての英語(ESL)の証明書取得についても費用を負担するという。従業員に立て替えた費用の精算を申請させるのではなく、授業料や手数料を事前に支払うとしている。同社によると、従業員は勤務開始から90日後にこのプログラムの利用資格が得られ、利用できる年数に制限はない。

 背景には、米国で労働力が不足する中、企業が人材獲得を競っている現状がある。小売大手のWalmartとTargetも、2021年に入って学費の支援を拡大している。
9/10(金) 《来年4月から》都の高校生のパソコン1台8万円は保護者負担? 小中学生より値段2倍のナゾ

 東京都が都立高校の高校生に1人1台のPC(タブレット等含む)導入を立案したが、それが、保護者の負担により高額PCの購入を迫るものであることが明らかになった。

 前段としては、国費により全国の小中学校生に1人1台のPCを支給し、合わせて全学校にネットワーク環境を整備する文科省の「GIGAスクール構想」がある。

 この構想は19年12月に閣議決定されて補正予算で2318億円を計上し、5年計画で着手された。翌20年にコロナ禍が発生して休校・分散登校、オンライン授業などが始まると計画は前倒しされ、20年度1次補正予算でさらに2292億円を計上して支給が早められた。今年7月時点で、全国の公立小学校の96%、公立中学校の97%が、全学年または一部の学年でPCの利用が開始されている(文科省)。

 文科省はPC支給に当たり、1台5万円程度を想定して1台4万5000円を上限とした国費の投入を決め、標準仕様書を提示し、マイクロソフト(Windows)、アップル(iPad OS)、グーグル(Chrome OS)の3種類のPCを示した。各自治体はこれを基にして仕様書を作成し、調達業者を選定して支給している。

 全国の小中学校でこうしてPC支給が早まった中で、次の課題として浮上したのが高校生へのPC支給だった。

 ITベンダー(供給事業者)はこう話す。

「小中学校と異なり、高校は義務教育ではない上に私立高も多いため、国費の投入は難しいと見られました。そのため、各自治体がそれぞれ独自に財源を用意して、国は自治体への交付金で一部を支援する話が進んでいます。しかし自治体から“財源が足りない”という声が増えてきて、文科省は、国費の投入を目指して今年度の補正予算で予算を要求するとも言われています」

 高校生へのPC支給にも国費投入が検討されている中で出てきたのが、都立高校生へのPC導入だった。
9/9(木) ワクチン接種で7~8月、「高齢者10万人以上の感染」を抑制…厚労省試算

 厚生労働省は、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだ効果で、65歳以上の高齢者の感染が、7~8月に10万人以上抑制できた可能性があるとの試算をまとめた。8日に開かれた感染状況を分析する助言機関の会合で報告した。死亡者数は8000人以上減少させた可能性があるとしている。

 厚労省は、ワクチン接種が進んでいない65歳未満の感染者数の増加率を基に、高齢者の接種が進まなかった場合の7~8月の感染者数を推計した。

 それによると、7月の高齢者の推定感染者数は2万7000人、8月は11万人となった。実際の感染者数は、7月が5900人、8月は2万4000人で、4分の1未満に抑えられた。死亡者数は7月と8月に、それぞれ1600人、6800人減ったと試算された。

 また、助言機関は、全国の感染状況について、「ほぼすべての地域で感染者数の減少が続いているが、重症者数は高止まりで医療提供体制が厳しい局面は継続している」との見解をまとめた。全国の9月1~7日の新規感染者数は10万人で、1週前の14万人から大幅に減少した。その理由について、座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で、「気温の低下、ワクチン接種が進んできたことなど、複数の要因が考えられる」と述べた。
9/7(火) ワクチンパスポート、12月にもオンラインで発行へ スマホで利用

 政府は6日のデジタル社会推進会議(議長・菅義偉首相)で、新型コロナウイルスのワクチン接種を公的に証明する「ワクチンパスポート」(接種証明書)を12月にもオンラインで発行する方針を決定した。スマートフォンでQRコードを表示して利用する仕組みを想定している。

 首相は会議で「思い切ってデジタル化を進めなければ日本を変えることはできない。デジタル庁のリーダーシップのもと、社会全体のデジタル改革を徹底していく」と表明した。会議では、ワクチンパスポートのスマホでの表示のほか、行政サービスのデジタル化を進めるため、マイナンバーカードを活用する方針などを確認した。

 政府と市区町村は7月26日から、海外渡航者向けにワクチンパスポートの交付を始めている。一部の国の入国時に提示すれば、自己隔離やPCR検査が免除されるなどの利点がある。これまでは紙ベースの証明書のみを発行していたが、オンライン化すれば申請から交付、利用までスマートフォンで完結できる。

 経団連は国内イベントや飲食店への入場・入店などの際、ワクチンパスポートを活用するよう求めている。ワクチン未接種者への差別を助長するとの懸念から政府は慎重だったが、加藤勝信官房長官は8月26日の記者会見で「(ワクチンパスポートの)デジタル化ができれば、国内でも活用していただくことは十分に考えられる」と述べている。
9/6(月) 【パラ閉会式】出席の菅首相に「顔が死んでるぞ…めっちゃ心配」「気持ちわかるよ」の声

 東京パラリンピックの閉会式が5日に国立競技場で行われ、出席した菅義偉首相に〝同情〟の声が相次いだ。


 菅首相は自民党総裁選への不出馬を表明し、事実上の退陣が決まったばかり。テレビ中継で貴賓席の菅首相の姿が映し出されるとネット上では「菅総理大丈夫か? 顔が死んでるぞ…めっちゃ心配だ…もう休んでくれ」「とても疲れているのが分かる」「切なくなる」などと心配の声が上がった。

 SNSには大会組織委員会の橋本聖子会長と小池百合子東京都知事が言葉を交わす横で、菅首相が寂しげに閉会式を見つめる写真も掲載。「菅ちゃんの気持ちわかるよ…ぼっち」「席でポツーン…のところ撮られて、かわいそー。たまたまだと思うけど」と同情的な意見が多数書き込まれていた。
9/5(日) パラマラソン 道下美里が独走Vで金メダル リオの忘れ物「取れてうれしい」 永田務と堀越信司は銅

 ◇東京パラリンピック・マラソン(2021年9月5日 国立競技場発着コース)

 女子マラソン(視覚障がいT12)が行われ、リオ大会銀メダルの道下美里(44=三井住友海上)が3時間0分50秒で初の金メダルを獲得した。

道下は15キロまで4人の先頭集団でレースを展開。20キロでは先頭と3秒の差が開いたが、25キロ過ぎにトップと並んだ。30キロ過ぎに2位を引き離すとそのまま独走した。

 道下は山口県下関出身。小4年で角膜の病気を患い、中2で右目の視力を失った。のちに左目も発症し、視力は0・01以下。28歳で陸上を始め、31歳でマラソンに転向した。

 東京パラリンピックでは後半に待ち構える上り坂への対策として、夏合宿では徹底的に坂道トレーニングを行ってきた。「たゆまぬ努力を続けながら、進化を続けていきたい」。その言葉通り、パラリンピックの舞台で成長の証を見せつけた。

 道下は「今回は5年前の忘れ物を絶対に取りに行くぞって強い気持ちでみんなで準備してやってきたので、それが取れてすごくうれしいです」とコメントした。

 男子(上肢障害T46)では初出場の永田務(37=新潟県身体障害者団体連合会)が、同(視覚障害T12)は堀越信司(33=NTT西日本)が銅メダルを獲得した。

 ◆道下 美里(みちした・みさと)1977年(昭52)1月19日生まれ、山口県下関市出身の44歳。小4で膠様(こうよう)滴状角膜ジストロフィーを患い、中2で右目の視力を失う。のちに左目も発症し、視力は0.01以下。26歳で陸上を始め、31歳でマラソン転向。16年リオデジャネイロパラリンピック銀メダル。昨年2月の世界新でスポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2020」グランプリ受賞。1メートル44、36キロ。

 ◆永田 務(ながた・つとむ)1984年(昭59)2月20日生まれ、新潟県村上市出身の37歳。働きながらマラソン大会に出場していた26歳の時に、仕事中の事故で右腕に障害を負った。100キロメートルを走るウルトラマラソンでも活躍。今年のびわ湖毎日マラソンの腕に障害のあるクラスでは2時間25分23秒のアジア新記録をマークした。

 ◆堀越 信司(ほりこし・ただし)1988年(昭63)7月19日生まれ、長野県出身の33歳。先天性の網膜芽細胞腫により、右眼は義眼、左眼の視力は0.03ほど。2000年のシドニーオリンピックでの陸上競技選手の活躍に感化され、陸上競技の道へ進んだ。2008年には北京パラリンピック(5000メートル)に出場。その後、マラソンに軸足を移し、2016年リオパラリンピックでは4位に入賞した。NTT西日本所属。
9/4(土) 渋谷接種会場4日分からオンライン抽選制に

東京都は、大行列ができた渋谷の若者向けの新型コロナワクチン接種会場について、4日分からオンラインでの抽選制に変更すると発表しました。

渋谷の会場を巡っては、予約なしで接種を受けられることから行列ができて、多くの人が受けられないなど“トラブル”となっていました。また、人が集まることで人流を増やしているとの批判も出たため、東京都は、4日の接種からは、事前のオンライン抽選制に変更し、当選した人だけ、会場に来てもらう方式に変更します。

前日の午前7時から午後5時までの間に、東京都の公式LINEアカウントで申し込みを行い、その日の午後7時に当選者を発表します。

4日の分の申し込みと抽選は3日行われ、接種枠は1日354人となります。また、立川にある会場でも6日から若者への接種を予約制で開始します。
9/3(金) 60代以上の通販トラブル、最多11万件…コロナ禍での在宅増加が背景に

 国民生活センターは2日、2020年度に全国の消費生活センターなどに寄せられた相談のうち、60代以上が通信販売を巡って当事者となったトラブルの相談件数が過去最多の約11万件だったと発表した。新型コロナ禍で接触を避け、在宅で過ごすシニア層が増えたことが背景にあるとみられる。

 国民生活センターによると、20年度に60代以上が当事者となったトラブルの相談件数は約33万7000件。そのうち、通信販売に関する相談が初めて10万件を超え、10万7796件となった。

 ネットで栄養補助食品の定期購入を申し込み、多額の代金を請求された70代女性からは「メッセージアプリから手続きする必要があるらしく、うまくできない」との相談が寄せられた。

 同センターは「自分は大丈夫だと思わないでほしい。周囲による見守りも大切。少しでも不安を感じたら相談を」と呼びかけている。
9/2(木) 菅首相の肝いりも課題山積 デジタル庁が発足

菅総理肝いりの新たな中央官庁、「デジタル庁」が1日、発足します。

 デジタル庁は、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」の実現を目指し、民間の人材も含めておよそ600人の体制で1日、スタートします。平井デジタル改革担当大臣が初代のデジタル大臣に就任するほか、一橋大学名誉教授の石倉洋子氏が事務方トップの「デジタル監」となります。

 デジタル庁は他の省庁に是正勧告できる権限を持っていて、霞が関や自治体のシステムを統一することで効率化を進め、運用経費の大幅な削減を目指します。
8/31(火) パラ自転車ロード・杉浦佳子、50歳で金メダル…日本選手で史上最年長の快挙

 東京パラリンピックは第8日の31日、自転車ロードの女子タイムトライアル(運動機能障害C1~3)で、初出場の杉浦佳子(50)(楽天ソシオビジネス)が25分55秒76で金メダルを獲得した。50歳での金メダルは、男女を通じ日本選手史上最年長の快挙。

 自転車日本勢の今大会メダル第1号で、これで1996年アトランタ大会以降、7大会連続のメダル獲得となった。日本選手団全体では今大会5個目の金。

 レースは静岡県の富士スピードウェイを会場に、16キロで争われた。杉浦は中間の8キロでトップ。後半もリードを保ち、2位に20秒以上の差をつけた。

 杉浦は静岡県掛川市出身。2016年に自転車レース中に転倒して高次脳機能障害が残り、パラ自転車へ転向。17年の国際大会で銅メダルを獲得すると、その後も世界選手権などで好成績を残してきた。
8/30(月) 男子100メートル平で山口尚秀が世界新で金メダル 初出場の世界記録保持者が実力示す

◆東京パラリンピック 競泳 決勝(29日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートル平泳ぎ(知的障害SB14)の決勝が行われ、初出場の世界記録保持者、20歳の山口尚秀(四国ガス)が1分3秒77の世界新で金メダルを獲得した。競泳陣では、パラ日本勢9年ぶりとなる金メダルを男子100メートル自由形S4(運動機能)で獲得した鈴木孝幸(ゴールドウイン)に続く2個目。今大会の日本勢では鈴木、陸上男子400メートルT52・佐藤友祈(モリサワ)に続き3個目の金メダルとなった。

 山口は保育園の頃に知的障害を伴う自閉症と診断された。水泳は小学4年から始め17年から本格的にパラ競泳に取り組んだ。身長187センチ、足のサイズは30センチと、恵まれた体格と、肩甲骨まわりの柔軟性を生かしたダイナミックな泳ぎで急伸。19年世界パラで世界新をマークして初の日本代表入りを決め、今年5月の世界パラで再び自身の世界記録を更新した。

 伸び盛りの20歳は予選でも力泳を惜しまず、大会記録を2秒以上、大幅更新する1分4秒45をマークし、全体1位で決勝に進んだ。自身が持つ世界記録1分4秒00に迫る好記録を見せた。

 今大会には4種目でエントリーし、ここまで100メートルバタフライ、400メートルリレー(ともにS14知的障害)でいずれも4位と表彰台に一歩届かなかった山口だったが、世界最高レベルの泳ぎを持つ得意種目の平泳ぎで大輪の花を咲かせた。残る種目は31日の200メートル個人メドレー(SM14知的障害)となっている。
8/29(日) アップルCEOに825億円相当のボーナス

 アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)が就任して10年を迎え、825億円相当のボーナスを手にしました。

 ティム・クックCEOは2011年8月に、前任のスティーブ・ジョブズ氏に代わってアップルのCEOとなりました。

 就任10周年を記念して、特別ボーナスが500万株以上の自社株で支払われ、クック氏はすぐに売却したということです。

 手にした現金は7億5000万ドル、日本円で約825億円に上るとみられます。

 アップルの時価総額は約264兆円で世界1位となっていて、年初から10%以上値を上げています。

 好調な業績を背景に、CEOに高額なボーナスが支払われた、とされています。

8/28(土) 「イオンペイ」9月開始へ アプリ統合で利便性向上

 イオンは27日、スマートフォンを使った新たな決済サービス「イオンペイ」を9月1日に始めると明らかにした。傘下のスーパーや銀行のアプリと統合し、既存サービスと一体で使えるようにして顧客の利便性を高める。デジタル技術で消費者を囲い込む「経済圏」の構築を巡り、先行する楽天グループなどとの競争が激しくなりそうだ。

イオンペイは、グループ発行のクレジットカードを登録し、店頭でQRコードを読み取って決済する仕組み。従来の電子マネー「WAON(ワオン)」も新アプリで使えるようにする。

 イオングループのアプリは50種類以上。6~7種類をまず統合し、順次連携させていく。
8/27(金) ワクチン接種証明書、国内でも積極的に活用へ…年内にもデジタル化

 政府は海外渡航者向けに発行している新型コロナウイルスワクチンの接種証明書を、国内の商業施設などで積極的に活用する方針を固めた。現在書面で発行する証明書について、年内にもデジタル化を実現させた上で国内利用に踏み切る。感染抑止と経済活動再開の両立につなげたい考えだ。

 加藤官房長官は26日の記者会見で、「年内をメドにデジタル化を実現できるよう検討を急いでいる。デジタル化ができれば、国内でも活用することは十分考えうる」と述べた。

 菅首相も25日の記者会見で、接種証明書の飲食店や旅行、イベントでの活用に言及し、「日常生活や社会経済活動の回復もしっかり検討する」と強調した。

 接種証明書には、氏名や生年月日、旅券番号、接種日、接種したワクチンの種類などが記載される。国内で活用されれば、ホテルや飲食店などで、提示を条件にサービスや割引を受けられるようになる見通しだ。

 これまで政府は「接種の有無によって不当な差別的取り扱いを行うことは適切でない」(加藤氏)などとして、国内利用に慎重だったが、経済界からは活用に強い要望が出ていた。

 経団連は6月、接種証明書の早期活用を求める提言書を政府に提出。活用例として飲食代金などの割引や、イベント入場時の制限緩和、介護施設の面会制限の緩和などを挙げた。

 政府は、接種証明書を持たない人が不利益を被らないよう運用指針を作成する方針だ。
8/24(火) パラリンピック、今夜開幕 開会式演出は「翼がある」

新型コロナウイルスの影響で1年延期となった障害者スポーツの祭典、東京パラリンピックは24日夜、国立競技場で無観客の開会式を行い、13日間の大会の幕を開ける。都内では五輪開幕後に新型コロナの感染者が急増。病床不足が深刻化するなど不安を抱えての開幕となる。

 午後8時に始まる開会式は人生の逆風に立ち向かって「翼」を広げるパラ選手をイメージし、「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」のコンセプトで行われる。翼を広げ、誰しも思わぬ場所に到達できるという意味を込めた。公募で採用された障害者ら75人も出演する。
8/23(月) 新型コロナに耐えられず連鎖倒産、「アパレル集積地」の厳しい現実

 収束の気配が見えない新型コロナウイルスの感染拡大。長引く外出自粛の要請で深刻な影響を受けているのが、アパレル業界だ。

 ある衣料チェーンの幹部は「コロナ禍で消費者が外出しなくなり、衣料品の需要そのものが消滅してしまった」と嘆く。「今年はさすがにコロナ影響が後退するだろうとにらみ、春夏製品を多く仕込んでいたが、完全に空振りに終わった」(同)。現在はその在庫処分に追われる毎日だ。

 こうした状況は衣料店だけでなく、そこに商品を仕入れるアパレルメーカーや卸にも波及する。今年5月から7月にかけて、愛知県と岐阜県のアパレル関連企業で連鎖倒産が起きた。

■「駆け込み寺」の破綻が発端

 5月14日、名古屋市中区に本社を構えるコイケが民事再生法を申請した。負債総額は73億円。同社は婦人服やニット製品など幅広いアパレル製品を取り扱ってきたが、コロナ禍で取引先であるカジュアル衣料店の需要が急減、資金繰りに行き詰まった。

 「まさかあのコイケがつぶれるとは」。その倒産は業界で驚きを持って受け止められた。コイケはアパレル製品の企画・販売よりも、アパレル製品の輸入代行が主力の業務で、信用力のない中小アパレルの輸入代金の支払いを一時的に肩代わりすることも少なくなかった。いわば、このエリアの中小アパレルにとって、駆け込み寺のような存在だった。

 同社は直近まで売上高100億円台を維持しており、「他社の借金を肩代わりするぐらいだから、資金繰りには問題ないと捉えていた」(業界関係者)。まさに”突然死”だった。

 「駆け込み寺」の倒産の影響は大きかった。7月までに名古屋と岐阜に本社のあるアパレル関連企業が4社倒産。いずれもコイケとの取引があり、連鎖倒産とみられている。倒産に名を連ねたのは小さいアパレル企業だけでなく、業界では有数の小売りチェーンと取引実績がある企業も含まれていた。岐阜県羽島郡に本社を置くガゼールだ。
8/22(日) 「テレワークに課題」9割・コロナ後に「縮小」4割…主要121社調査

 国内の主要企業を対象とした読売新聞のアンケート調査で、新型コロナウイルスの感染拡大で普及が進むテレワークに「課題を感じる」と回答した企業が約9割にのぼった。
約4割がコロナ収束後に「縮小する」とみていた。菅首相は経団連などにテレワークによる「出勤者7割減」への協力を要請しているが、実現へのハードルは高そうだ。
8/21(土) アマゾン、デパート型の大型店舗開設を計画

 米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムは、米国にデパートのような大型実店舗を複数開設する計画を進めている。衣料品や家庭用品、電子機器などの販売を強化する狙いがある。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 大型店舗の展開は、ネット通販の草分けであるアマゾンがこれまで打撃を与えてきた実店舗の小売り分野に、自ら参入することを意味する。

 関係者によると、アマゾン初となるデパートはオハイオ州とカリフォルニア州に開設される予定。店舗面積は一般的な百貨店より小さく、有名ブランドを取りそろえる。同社の他の小売店舗をおおむねしのぐ広さで、米ブルーミングデールズや米ノードストロームなどの百貨店チェーンが展開し始めた縮小型店舗と同程度の規模になるという。

 取り扱うブランドの具体名は不明だが、アマゾンのプライベートブランド(PB)商品が中心になると関係者はみている。アマゾンはいくつものPBで衣料品から家具、電池、電子機器をはじめとする多くの商品を販売している。関係者によると、計画はまだ確定しておらず、変更される可能性もあるという。
8/20(金) 加盟店の決済手数料有料に PayPay 中小事業者に

スマートフォンを使ったQRコード決済大手の「PayPay」が、これまで無料としてきた中小の加盟店の決済手数料を10月から有料にする方針。

関係者によると、PayPayはこれまで加盟店の拡大を目指し、中小事業者の手数料を無料にしてきたが、10月からは、採算を重視して有料にする方針を固めたという。

PayPayのQRコード登録者は4,100万人を超えるが、多額の営業費用がかかり、2021年3月期の営業損益は700億円を超える赤字。

店側の負担が増えるため、今後は加盟店をどう維持していくかが焦点となる。
8/19(木) 円周率62兆8000億桁計算、世界記録更新 スイス研究チーム

スイスの研究チームは16日、スーパーコンピューター1台を使って円周率を62兆8000億桁まで計算し、世界記録を更新したと発表した。

 グラウビュンデン応用科学大学(Graubuenden University of Applied Sciences)によると、計算には108日9時間かかった。

 同大学のデータ分析・視覚化・シミュレーションセンター(DAViS)によると、計算速度は、米IT大手グーグル(Google)が2019年に同社のクラウドコンピューティングサービスを使って出した記録の約2倍、2020年に打ち立てられたこれまでの世界記録の約3.5倍だという。

 研究チームは、ギネス世界記録(Guinness World Records)の認定を待っており、認定されるまでは最後の10桁が「7817924264」とだけ明らかにしている。これまでの「最も正確な円周率の値」は、50兆桁だった。

 円周率の計算で培った経験は、「RNA解析や流体力学のシミュレーション、テキスト解析」などの他の分野にも応用できるという。

 円周率は、円の直径に対する円周の長さの比で、最初の10桁は「3.141592653」。小数点以下の数字は無限であるにもかかわらず、研究者は従来より高性能なコンピューターを使って計算を進めている
8/17(火) 気象庁「サイトダウン」の背景 想定の甘さ?予算不足?再発防止急務

 気象庁のウェブサイトが2021年8月14日、アクセス集中で一時的に閲覧しづらい状況となった。

 同庁によれば、「過去にないアクセス」数を計測したとみられ、根本的な原因の解明を進めている。災害時の脆さが露呈した形だが、防ぐ術はなかったのか。

■年間アクセス数は79億PV

 気象庁は15日、前日 12 時 40 分頃から同庁のウェブサイトが一時的に閲覧しづらくなる不具合が起きたと発表した。各地での記録的大雨でアクセスが集中したためとみられる。

 緊急措置としてシステムを増強し、15日時点では正常に閲覧できるようになった。しかしアクセスが集中すると、同じ事象が再び発生する恐れがあるとして、国土交通省(https://www.river.go.jp/index)やNHK(https://www.nhk.or.jp/kishou-saigai/#tutorial)の防災情報ページを案内している。

 気象庁のサイトでは、危険度分布や気象情報、防災情報など命に直結する情報を発信している。今年2月にリニューアルし、情報発信を強化していた。アクセス過多を原因とした大規模サイトダウンは、刷新後では今回が初となる。

 気象庁の公表資料によれば、1日で約1800万、特に台風接近時などは5000万ページビュー(PV)を超えることもあるという。19年度のアクセス数は79億PVを数えた。

「堂々と気象庁予算の増額を要求すべき」
 実際にどれほどのPVがあったのか。気象庁情報基盤部情報政策課は16日、J-CASTニュースの取材に、現在把握を進めているとし、「過去にないアクセスを見込んでいる」と答えた。

 同庁では、アクセス数が急上昇した2019年10月の台風19号時を目安(セキュリティーの観点から実数は非公表)に、負荷に耐えうる設計にしていたという。「コンテンツデリバリーネットワーク」(CDN)と呼ばれる負荷分散サービスを導入し、システムの障害対策を講じていた。

 今回の事象に、SNSでは「災害時こそ閲覧できないと困る」と再発防止を望む声が少なくない。気象予報士で民間気象会社ウェザーマップ会長の森田正光氏は「このさい、堂々と気象庁予算の増額を要求すべきだと思います」とツイッターで提言し、背景に予算不足があると暗に指摘した。

 気象庁の2021年度予算は514億円。2000年度からは約256億円減った。国民1人あたり約400円で、皮肉を込めて「コーヒー予算」とも呼ばれる。

 2020年9月には、サイト上で広告枠の販売を始めた。中央省庁では異例ともいえる取り組みで、運営経費に充てる狙いだ。しかし、不適切な広告が相次いで見つかり、ユーザーにあわせて自動表示される「運用型広告」から、事前審査のうえで掲載できる「純広告」への切り替えを迫られた。約2億4000万円の広告収入を見込んでいたが800万に激減した。

 気象庁の担当者は「令和元年東日本台風(台風19号)時にアクセスが多かったという実績に基づいて、必要な性能、予算を確保できたため、予算不足ではないと認識しています」との見解を示す。広告収入減少の影響についても「特にないかと思います」と否定した。

 再発防止策については「調査結果によって必要な措置を講じる意向です。アクセス状況の解析を進め、根本的な原因に対処していきます」と話す。
8/16(月) 不審船特定、AIで衛星データ分析し瞬時に…政府が監視システム構築へ

 政府は、人工知能(AI)と衛星を組み合わせた新たな不審船監視システムの運用に向けて、来年度に実証実験を行い、2024年度にも開始する方針を固めた。沖縄県の尖閣諸島での中国船による領海侵入や、能登半島沖の「大和(やまと)堆(たい)」での中国や北朝鮮の漁船による違法操業などが相次いでいるためだ。広域で迅速な監視態勢を構築する狙いがある。

 複数の政府関係者が明らかにした。

 システムは、衛星が取得した船舶の位置や速度などのデータをAIが分析し、不審な動きをする船舶を早期に探知する仕組みだ。海上保安庁が巡視船を派遣するなどして、迅速に追跡できる態勢を整える。

 政府はこれまでも衛星から得られた船舶の画像やデータを人の目で確認し、船の種類を特定してきた。しかし、AIを使用することで、瞬時により多くの船を自動的に特定できるようになるという。政府関係者は、「衛星とAIを組み合わせれば、大きく省力化が図れる」と指摘する。

 政府は20年度第3次補正予算で、システム開発費として4億5000万円を計上し、開発事業者を選定する方針だ。システムは主に海保が利用する予定だが、防衛省も情報共有する方向で調整している。


夏期休業のお知らせ

誠に勝手ながら8月11日(水)より
8月15日(日)まで夏期休業とさせて頂きます
お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが
8月16日(月)より営業致しますので
何卒ご了承下さいますようよろしく願い致します

8/10(火) 「かろうじて最後に取れた」渦中のマラソン仏代表選手が“給水妨害”疑惑を釈明「滑りやすくなるのは明らかだった」

 東京オリンピックのマラソンで起きた、“ある出来事”が波紋を広げている。

 事の発端となったのは、8月8日に行なわれた東京五輪の男子マラソンで、先頭集団が28キロ過ぎ地点で給水をしようという時のワンシーンだ。上位になんとか食らいついていたモルア・アンドゥニは、給水所のテーブル上に並べられた水に手を伸ばすと、それらを全てなぎ倒したのである。

 この様子が、ライバルたちの給水を妨害する行為として物議を醸すと、SNSを中心に動画や画像などであっという間に世界中へ拡散。フランスでも出版されているベルギーの日刊紙『DH』は、「スポーツマンシップを欠いた恥ずべき行為だ。その行ないがジェスチャーだとは言い難い」と手厳しく糾弾した。

 給水所での行ないが波紋を広げていくなかで、当の本人は故意的だという周囲の意見を真っ向から否定。「不毛な論争に終止符を打つ」と自身のSNSにアップした動画内で「他の選手たちには申し訳なく思う」と謝罪し、こう訴えた。

「激しいアップダウンと倦怠感の間で、僕は判断力とエネルギーを失っていた。そのなかで何とか(ペット)ボトルを掴もうと心掛けたが、落としてしまった。ボトルは鮮度を保つために水に漬けられていて、滑りやすくなるのは明らかだった。台の手前から1つ取ろうとして、かろうじて最後に取ることができたんだ。実際にやってみたら分かると思う」

 自らに非がないと強調したアンドゥニは、「僕は全員のことを尊重している」とも続けた。

「僕はフランスのために戦えたことを誇りに思っている。でも、今回のレースは決して簡単じゃなかった。僕は、途中でほとんど諦めていたが、なんとか持ち堪えた」

 故意ではなくボトルが滑ったことによるアクシデントだと強調したアンドゥニ。一連のコメントから読むに、猛暑のなかでのレースに、余裕を失っていたのは確かと言えそうだ。
8/9(月) 海外メディアは異例ずくめの東京五輪をどう評価したのか…「優しく寛大で忍耐強かった日本人」「指導者が安全・安心を裏切る」

新型コロナの感染拡大で史上初の1年延期となり、感染防止のためほとんどの種目で無観客となるなど、異例ずくめの東京五輪が8日、閉会した。開催前から新型コロナの感染拡大への懸念や開会式の担当者の過去のいじめ問題や人種差別につながる行為が発覚するなどの混乱もあった。海外の主要紙やメディアは、東京五輪をどのように評価、総括したのか。

「様々な要素が入り混じった舞台」
 米国の五輪放送権を持つ米NBC系列のNBCニュースは次のように伝えた。
「東京五輪は新型コロナの影響で1年延期され、開催に懐疑的な一般の人々を落胆させたが、それでもドラマはあった」と書き出し、「前例のない新型コロナ対策の管理課題と日本国内の反対に直面した五輪だったが、スポーツの栄光に加えてアスリートのメンタルヘルスを巡る議論など様々な要素が入り混じった舞台でもあった」と振り返った。
 注目のトピックスとして、米国のスーパースターである女子陸上のアリソン・フェリックスが400mで女子史上最多の10個目のメダルを獲得、女子競泳選手のケイティ・レデッキーが800m自由形で3連覇を果たし、男子競泳のケーレブ・ドレッセルや女子体操のスニーサ・リーらの新しいスターが誕生したことに加え、ベラルーシの女子陸上選手、クリスチナ・チマノウスカヤが帰国を拒否してポーランドに亡命した事件、リオ五輪で4つの金メダルを獲得していた米体操界の“スター”シモーネ・バイルズがメンタルヘルスの問題を抱えていたと明かし、いくつかの種目を棄権したこと、ドイツの女子体操チームが露出度の高いウェアを着ることに反対し「全身を覆うボディスーツ」で出場したことなどを挙げた。
 また開幕前のドタバタについても改めてこう伝えた。
「わずか3週間前には東京大会は暗礁に乗り上げたかのように見えた。組織委員会の主要メンバーがスキャンダルで失脚し、世論調査では日本人の大多数が五輪開催に反対していた。五輪最大のスポンサーであるトヨタ自動車は、汚点を残すイベントと結びつかないように日本でのテレビ広告を中止。さらに選手から新型コロナの陽性反応が出たことの報道が相次ぎ、“安全・安心”を繰り返した日本の指導者の言葉を裏切る結果となった」
 また、それらの逆風を押し切り、菅首相が開催を強行したことについても「日本の菅首相は、東京五輪の前夜に行われたNBCニュースのインタビューで国民に五輪を売り込むのに苦労したことを認めた。しかし、菅首相は『オリンピックは続ける』と話し、そして彼らはそれをやった」と、皮肉をこめて記した。ちなみにIOCは、菅首相と小池百合子都知事に「五輪功労章」を贈っている。
8/8(日) ラストレース大迫傑が6位「100点満点」日本勢9年ぶりの入賞で有終の美飾る 金メダルはキプチョゲ

◆東京五輪 陸上 男子マラソン(8日、札幌大通公園発着)

 東京五輪をラストレースと表明して挑んだ日本の大迫傑(ナイキ)は2時間10分40秒で6位入賞を果たした。

 大迫は35キロ地点を先頭のエリウド・キプチョゲ(ケニア)から51秒差、3位から24秒差の8位で通過。その後、銀メダルと銅メダルを争う2位集団を必死に追って、40キロ地点を2位集団と18秒差の6位で通過した。マラソン人生最後の42・195キロも激走し、6位でゴールに飛び込んだ。2大会連続で金メダルを獲得したキプチョゲと2分3秒差。銅メダルのバシル・アブディ(ベルギー)とは41秒差だった。

 大迫は1992年バルセロナ五輪で銀メダルを獲得した森下広一以来、29年ぶりのメダル獲得はならなかったが、2012年ロンドン五輪で6位となった中本健太郎以来、9年ぶりの入賞を果たし、有終の美を飾った。

 クールな大迫はゴール後に男泣き。「前を追ったが、縮まらず、6位で粘り切ろうと思った。次の世代は6位からメダル争いに絡めると思う」と汗と涙をタオルで覆いながら、感慨深く話した。ここまでの競技人生については「100点満点の頑張りができた」と言い切った。

 前回のリオ五輪金メダルで、世界記録(2時間1分39秒)保持者、非公認では1時間59分40秒を記録したキプチョゲが2時間8分38秒で(タイムはいずれも速報値)で圧勝。2大会連続の金メダルを獲得した。アブディ・ナゲーエ(オランダ)が1分20秒差で銀メダル。さらに2秒差でアブディが続いた。

 MGCで優勝した中村匠吾(富士通)は約3・5キロで先頭集団から遅れ、2時間22分23秒で62位だった。

 MGC2位の服部勇馬(トヨタ自動車)は20キロを過ぎて先頭集団から遅れ始めた後、大幅にペースダウン。2時間30分8秒の73位でゴールにたどり着いた。

 ◆大迫 傑(おおさこ・すぐる)1991年5月23日、東京・町田市生まれ。30歳。長野・佐久長聖高から早大進学。15年に米国へ拠点を移し、プロに転向。16年リオ五輪5000メートルと1万メートル代表。18年10月のシカゴで2時間5分50秒の日本新記録(当時)を樹立。20年東京マラソンで再びの更新となる2時間5分29秒をマーク。自己記録の3000メートル7分40秒09と5000メートル13分8秒40も日本記録。家族は妻と2女。
8/7(土) 増田明美さん、「細かすぎる解説」でレース中にトレンド入り…「恐ろしいまでの小ネタ炸裂」

 東京五輪の女子マラソンを生中継している日本テレビ系の解説を務める増田明美さんが7日、レース中にツイッターのトレンドワード入りしている。

 選手の秘話を存分に伝える「細かすぎる解説」で知られる増田さんは、この日も鈴木亜由子=日本郵政グループ=の祖母が書いた短歌を読み上げるなど、さまざまな秘話を惜しげもなく視聴者へ披露した。

 ツイッターでは「今日も朝から増田明美さんの小ネタ全開」。「増田明美さん、好きだなぁ。めっちゃ、選手のこと、よく調べていて、愛を感じます」。「増田明美さんの取材力は、相変わらずハンパないな。なんで、選手のおばあちゃんが最近賽銭の額を100円にUPしたとか知ってるの?」。「朝6時台から選手のおばあちゃんの短歌まで繰り出す、恐ろしいまでの小ネタ炸裂」。「鈴木選手のおばあちゃんの短歌はちびまる子ちゃんの友蔵の心の俳句を思い出して笑ってしまった」。「東京五輪、鈴木選手のマラソンの実況で、増田明美さんが鈴木選手の祖母の短歌を詠んでた。五輪マラソンの実況で短歌が読まれるの初めてでは」。「マラソン小説を現在進行で書いている感じの増田明美さん。面白いね」。「解説の増田明美さん、選手の一人一人の細部に渡り詳しすぎ」など絶賛の声が書き込まれた。

 一方で「実況のアナウンサーより増田明美さんが話す時間の方が長い。よくまぁこれだけ取材&情報収集したなと。ただ、レース後半で増田さん出過ぎるとイラっとするかも」。「増田明美さんの小ネタが多すぎて…しかも走りに全く関係ないものあったりと、そんなもの視聴の邪魔でしかない」などの意見も書き込まれていた。
8/6(金) 塩野義社長、コロナ飲み薬「年内に承認申請」 供給体制も整備

 塩野義製薬の手代木(てしろぎ)功社長は5日、毎日新聞のインタビューに応じ、開発中の新型コロナウイルス感染症の軽症から中等症患者を想定した飲み薬タイプの治療薬について、年内に「条件付き早期承認」の申請を目指す考えを明らかにした。実用化をにらみ、年末までに国内で100万~200万人分の供給体制を整えると説明。海外への供給も視野に、米保健福祉省の生物医学先端研究開発局(BARDA)と協議を始めているという。

 国内で承認済みの軽症者向け治療薬は現在、点滴薬だけだ。軽症段階から自宅で服用でき、重症化が防げる飲み薬が実用化されれば、新型コロナ対応も大きく変わる可能性がある。米ファイザーなど米欧の製薬大手も年内の実用化を視野に開発を急いでいる。

 塩野義は7月から国内で初期段階の治験を開始。感染初期に1日1回、5日間続けて投与することを想定しており、体内のウイルス量を低下させることで重症化の抑制を狙う。

 手代木氏は「これからの進捗(しんちょく)具合による」としたうえで、初期段階の治験を9月末までに終え、続いて新型コロナの軽症者ら数百人を対象に第2相治験を始める意向を示した。第2相治験では、患者を治療薬の候補を投与する群と偽薬を投与する群に分け、入院や重症化のリスクをどの程度減らせるかを評価。11月中には終えたい考えだ。

 手代木氏は「治療薬の有用性が明らかになった時、安全性モニタリングなどを条件に仮でもいいので承認され、経口(飲み薬タイプ)の新型コロナ治療薬が使えるようになることは、世の中にとっても重要ではないか」と指摘。最終段階の第3相治験をしつつ、前倒しで条件付き早期承認を得ることを目指すとした。

 条件付き早期承認は、既存の治療法がない希少疾患などを対象に、一定の安全性、有効性を確認した上で第3相治験の前に承認する制度。塩野義の意向に対し、承認審査を担う厚生労働省がどう判断するかが焦点となりそうだ。

 米BARDAは新型コロナのワクチンでも各国の開発企業を支援した経緯があるが、治療薬の買い取りについて、手代木氏は「問い合わせを受けている」と言及。海外供給をにらみ第2相治験を海外で実施することも検討しながら、「グローバル(展開)を考えると、(供給量は)500万~1000万人分も視野に入れなければならない。来年の前半ぐらいまでに供給能力を増強したい」とした。
8/5(木) 流れを変えた侍J・伊藤の「強心臓」 韓国ベンチの「クレーム」にも動じず「腹をくくってやるしかない」

◇東京五輪第13日 野球準決勝 日本-韓国(2021年8月4日 横浜)

 東京五輪に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は4日、準決勝で宿敵・韓国と対戦。接戦を5―2で制して銀メダル以上を確定させ、悲願の金メダルへ王手をかけた。2―2で迎えた8回に山田哲人内野手(29=ヤクルト)が走者一掃の3点適時二塁打。これが決勝点となった。日本は1次リーグから無傷の4連勝。7日に行われる決勝戦(横浜)では、いずれも日本に敗れた米国と韓国がぶつかる敗者復活戦(5日)の勝者と、公開競技だった1984年ロス五輪以来37年ぶりの金メダル獲得を懸けて激突する。

 打線のヒーローが山田なら、投手の殊勲甲は大事な7、8回を無失点で切り抜けた伊藤だ。7回に四球、8回2死から二塁打で走者を許しながら、新人とは思えない落ち着いたマウンドさばきで、韓国に傾きそうな流れを食い止めた。

 「1球目から思い切って自分のボールを投げられたのが一番かな、と思います。緊張?そこで抑えられたら嬉しいかな、っていうくらいに思って、本当に思いきってやるだけなんで。腹をくくるしかないので、自分らしく行こうかなと。試合もどっちつかずの展開で、少しでもリズムよくベンチに戻って打線にいい流れをって思ってました」

 登板中、韓国ベンチから「クレーム」がついた。ロージンバックの使用頻度に抗議の声が上がった模様。ただ、その直後に、再びロージンを手にするなど、心臓の強さは日の丸を背負うにふさわしい。

 「日本を代表して(マウンドに)あがるのはピッチャーとして誇らしいこと。気負わず食らいつくだけ。決勝?これまで4試合と変わらず、思いきって自分たちのプレーをするだけ。普段は先発ですが短いイニングになると思うので、思いきっていこうと思います」

 若きサムライ。初めての金メダル(公開競技を除く)を狙う大一番でも、きっと伊藤が必要な場面は訪れる。
8/3(火) グーグル、「ピクセル6」発売へ 自社製チップを初搭載

 米グーグルは2日、スマートフォン「ピクセル」の新製品「6」と「6プロ」を今秋に投入すると明らかにした。スマホ向けに開発した初の自社製チップ「テンサー」を搭載し、同社の強みである人工知能(AI)の機能を使ったカメラの性能などに優れているという。グーグルは新たな高性能スマホで、アップルのiPhoneの最上位機種と本格的に競う姿勢だ。

 グーグルは自社製のスマホ「ピクセル」を2016年から投入している。その心臓部であるチップについては従来、クアルコム製を使ってきたが、今回初めて自社製に切り替える。

 他社製のチップでは、自らのスマホに組み込みたい機能の最善のパフォーマンスを引き出せないことから、自社製チップの開発を4年前から進めていたという。グーグルのハードウェア部門を率いるリック・オステロ上席副社長(SVP)は朝日新聞などの取材に、自社製チップを初めて搭載する狙いについて、「利用者に対し、グーグルが提供しうる最善の経験を届けたい」と語った。

 「テンサー」では、AIや機械学習の機能が大きく向上し、暗い場所で動くものを撮影したときでも、コンピューターが瞬時に撮影した大量の画像のなかから最適の写真が選ばれる。翻訳機能も向上し、ネットに接続していなくても、スマホ上で即時の翻訳が可能になるという。

 グーグルは、テンサーを搭載する「ピクセル」の最新機種「6」と「6プロ」の価格や発売日などの詳細は明らかにしていないが、オステロ氏は「プレミアムな製品になるように設計した」と明言した。実際に「6プロ」を手にとると、iPhoneの最上位機種に似た高級感を漂わせるデザインが印象的だ。グーグルは従来、ピクセルについて、アップルが自社製チップを搭載しているiPhoneの上位機種より安価な価格設定でアピールしてきた。しかし、今秋に投入する「6プロ」と「6」は同様の価格帯にして、プレミアムスマホでiPhoneと直接競う考えとみられる。
8/2(月) デジタル庁、「敗戦」からのスタート 構造の目詰まり打破できるか

 デジタル庁が9月1日に発足する。行政のデジタル化を進める司令塔となり、マイナンバー(社会保障・税番号)制度の活用や情報システムの効率化をめざす。コロナ禍で「デジタル敗戦」とも言える状況になるなか、省庁間の縦割りをなくし、暮らしを変えることができるのか。

 デジタル庁の創設は昨年9月、菅義偉首相が自民党総裁選で公約に掲げた。それから8カ月後の今年5月、デジタル改革関連法が成立した。異例のスピードで創設できた背景には、デジタル行政の遅れがコロナ禍で浮かび上がったことがある。

 政府は20年以上前からデジタル化を掲げてきたが、うまくいかなかった。「5年以内に世界最先端のIT国家となることを目指す」。2001年施行のIT基本法に基づく「e―Japan戦略」にはこう書かれていた。IT人材を育成し、行政手続きのオンライン化も進むはずだった。内閣府が昨年11月に公表した20年度の経済財政白書によると、政府のIT人材は19年時点でも不足している。米国ではIT人材の1割以上が公的部門に所属するが日本では1%に満たない。

 コロナ禍では行政システムの不具合が相次いだ。ファクスを頼りに感染者のデータを集計することもあった。平井卓也デジタル改革相も「デジタル敗戦」とも言える状況だと認める。

 1人10万円を配る「特別定額給付金」のオンライン申請では、誤入力や重複申請が相次ぎ、自治体の職員がデータ照合に追われた。企業が働き手に払う休業手当の費用を支援する「雇用調整助成金」でもシステムトラブルがあり、オンライン申請を一時停止した。

 感染者との接触を知らせるスマホアプリ「COCOA(ココア)」は、不具合が4カ月以上も放置されていた。今年4月の厚生労働省の検証報告書では、専門的な人材が足りず、アプリ運用を業者任せにしていた実態がわかった。

■ココアは「歴史的な失敗」 元副大臣が語る内情

 昨年9月までIT政策担当の内閣府副大臣だった平将明衆院議員は「構造問題がある」という。医療機関の病床使用率や感染者数など基本的な情報の把握でも、自治体や国の間にある「横の壁」に阻まれた。各省庁がそれぞれの権限を守ろうとする「縦の壁」も高かった。個人情報保護のルールは自治体ごとに異なり、情報共有の仕組みは十分整備されていなかった。

 平氏は昨年6月、デジタルガバメント庁(仮称)の設立や地方自治体のシステム統一化を訴える私案を携え、当時官房長官だった菅首相を訪ねた。国のデジタル化を進めるには予算と権限を持ち、専門人材が集まる司令塔が必要だとの考えだ。「構造の目詰まりを全部取りましょう。一気に解決しないとデジタル政府はできませんよ」と要請すると、菅首相は「分かっている、分かっている」と答えたという。

 平氏は政府の新型コロナ対策のテックチームの一員として、ココアの開発の仕様書をまとめた。ココアについては「歴史的な失敗」だという。「厚労省の現場が発注して終わりになっていた。テックチームが解散し、厚労省では政治家が責任を持って見ていなかった。デジタル庁があったら起きなかった問題だ」

 こうした状況を受け、菅首相はデジタル庁を「規制改革のシンボル」と位置づける。政権が発足を急いだのは、今秋までにある衆院選や自民党総裁選をにらみ、実績を残したいという思惑もあった。

 デジタル改革関連法の成立は政府・与党の「最重要課題」(自民党国対幹部)で、「突貫工事」となった。法案の国会提出後に法案の参考資料である要綱や参照条文に計45カ所の誤りが発覚し、野党から立法府の軽視だと批判された。

 デジタル庁はデジタル敗戦を反省に対応を急ごうとしている。楠正憲・政府CIO(内閣情報通信政策監)補佐官は「より多くの人に変化を実感してもらうため、利用頻度が高い行政手続きなどインパクトのある部分から手がけるべきだ。デジタルは縁の下の力持ち。水道のように意識しなくても恩恵を受けられる社会をめざす必要がある」と語る。

 省庁の縦割り解消は難しい。コンサル業界の元官僚は「デジタル庁が政治に支えられていても、ほかの省庁に抵抗されればできることは限られる。発足に合わせ、各省庁のIT担当の部署が縮小されるのかが問われる」と指摘する。

 個人情報の保護をめぐっても不安が残る。デジタル改革関連法の一つとして個人情報保護法が改正された。国や自治体、民間で異なっていたルールが統一され、情報共有がしやすくなる。だが、これまで充実した条例があった一部の自治体にとっては、統一ルールによって保護内容が後退しかねないと指摘される。

 国がどこまで情報を収集し利用しているのか、一般の国民には見えない部分もある。デジタル化が監視社会に結びつくことへの懸念は根強い。
8/1(日) 選手ら輸送アプリ、トラブル相次ぐ…運転手や配車は「紙」頼み

 東京五輪の選手や大会関係者らをアプリなどを使って効率的に送迎する輸送システムでトラブルが相次いでいる。選手が目的地と違う場所に案内されたケースもあり、大会組織委員会が改善にあたっている。送迎を担う一部の運転手らは、地図や紙の伝票を使って対応しているという。

 「システムに頼ると道を間違える可能性があるので、使うのが怖い」。大会関係者の送迎を担当するバスの男性運転手があきれた様子で語った。

 今大会では、選手らの送迎に使用されるバスは1日最大約2200台に上り、運転手は全国から集められた。組織委は効率的な送迎を実現するためにIT技術を使った輸送システムを導入。専用アプリが入ったタブレット端末にバスの停車場所や選手村などの経由地、競技会場などの目的地を登録して運転手に渡し、運転手は端末のルート案内などに従って運行する仕組みだった。

 ところが、目的地に到着する前にルート案内が終了したり、ルートが勝手に変わったりするトラブルが多発した。大会関係者によると、一部の運転手はルート案内機能を使わず、地図で行き先などを確認し、運行にあたっているという。その結果、行き先変更や待機時間などの細かい指示が伝わらず、別の目的地に選手を運んだり、選手の滞在先にバスが来なかったりする事態も起きた。

 輸送システムの配車アプリでもトラブルが起きている。

 アプリは、各国の競技団体役員らに付きそうボランティアらに貸与されたスマートフォンに入っており、ボランティアは組織委が示すスケジュールに従って、アプリを使って送迎車を予約する。

 しかし、一部で不具合が起き、ボランティアが紙の伝票に翌日の配車時間を書くなどして車を手配しているケースがある。

 バスの車両基地で働く男性は「IT技術を使った最先端の大会になるとうたわれていたのに、こんな状態とは思わなかった」と語る。

 組織委の担当者は「バスの運行や配車に問題が生じていることは把握している。現在、急速に改善が進んでいる」としている。
7/31(土) 首都圏3県と大阪に「緊急事態宣言」発出、5道府県の「まん延防止」適用を決定 8月2日から31日まで

 新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、「緊急事態宣言」の対象地域に埼玉・千葉・神奈川の首都圏3県と大阪を加えることが、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で決定された。期限は8月2日から31日までで、すでに発出されている東京と沖縄も期限を延長する。

 また、北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県に「まん延防止等重点措置」を適用することも決定された。期限は同じく、8月2日から31日まで。
7/30(金) 五輪で相次ぐ映像トラブル「これだけ頻発するケースは聞いたことがない」 TV関係者も困惑

 東京五輪の中継映像の乱れが頻発している。堀米雄斗が金メダルを獲得した25日のスケートボード男子ストリート決勝では、堀米が首位に立った直後から、突然画像が二重に映るトラブルが発生。一時聖火台の映像に切り替わるなど約2分間も映像が乱れ、「ただいま映像が乱れています」とのテロップが画面上部に映った。中継したNHKは国際映像のトラブルと説明、対応に追われた。

 同日行われたサッカー男子1次リーグの日本対メキシコ戦でも堂安律が前半12分にPKで2点目を決めた直後から映像に黒い横線が入るトラブルが起こり、24日にも柔道男子60キロ級で選手の皮膚が赤く見える色調の不具合があった。

 相次ぐ映像トラブルにネット上では疑問や非難の声もあがっているが、民放関係者は「一連のトラブルはすべてOBSの信号トラブルによるもの。われわれに言われてもどうしようもないんです」と困惑気味に語る。

 オリンピック放送機構(OBS)とは、2001年に国際オリンピック委員会(IOC)によって設立された五輪・パラリンピック放送のホストブロードキャスター。2008年の北京五輪からはすべての映像をOBSが制作しており、各国のテレビ局が使用料を払い、提供された映像を放映するという図式が成り立っている。そのため全世界でまったく同じ映像が放送されており、映像トラブルも世界共通だ。

「原因は分かりませんが、これだけアクシデントが多いのは珍しい。人為的なミスではなく、おそらく衛星の信号トラブルだと思います。以前中央アジアのある国で行われた柔道の世界大会では、衛星環境から映像トラブルが起こったことがあるが、日本のような環境でこれだけ頻発するケースは聞いたことがない」

 さらに、最悪の場合、アスリートの歴史的瞬間が記録として残らない可能性もあるという。幸い今回の堀米の快挙に関してはリプレーで乱れのない映像が放映されたが、「衛星回線には表と裏の2つの回線があって、表が乱れたときでも裏がしっかり残っていれば差し替えがきく。とはいえ、場合によっては表と裏の両方がダメなこともあります。確率は低いですが、歴史的な瞬間が乱れた映像で残ってしまう可能性もないとは言い切れません」(前出の関係者)。

 ネット環境の普及で電波環境が飽和状態であることも遠因の一つとも言われるが……。アスリートの歴史的瞬間の記録が永遠に失われないことを祈るばかりだ。
7/29(木) PS5の全世界実売台数が1,000万台を突破、PS4を超えシリーズ歴代最速

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5(PS5)の全世界累計実売台数が1,000万台を超えたと発表した。

PS5は2020年11月12日に発売され、約8ヶ月半で1,000万台の実売を達成した。PlayStationシリーズの中でこれまで最速だったPS4を超え、シリーズ史上最速となった。

またSIEのPlayStation Studiosが開発したソフトについても、『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』(開発:Insomniac Games)の世界累計実売本数が650万本を超えたことなどを発表。ほかにも『MLB The Show 21』や『Returnal』、『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』などの販売が好調だという。

SIEの社長 兼 CEOのジム・ライアン氏は、「PS5 をご愛用いただいているプレイステーションファンの皆様、そして素晴らしいゲーム体験をプレイステーションプラットフォーム向けに提供してくださっている世界中のパブリッシャーおよびデベロッパーの皆様に心から感謝申し上げます」と謝意を示す一方で、「PS5 は、歴代のコンソールを上回るペースで普及を続ける一方で、引き続き世界中で需要が供給を上回る状況が続いています」と、PS5が依然として品薄状態にあることにも言及。「SIE にとって在庫水準の改善は最優先事項であることを改めてお伝えいたします」とコメントしている。
7/27(火) 伊藤美誠、小学校の卒業文集で「オリンピックに出て優勝したい」と記していた

◆東京五輪 卓球混合ダブルス決勝 水谷隼、伊藤美誠4(5―11、7―11、11―8、11―9、11―9、6―11、11―6)3許シン、劉詩ブン(26日、東京体育館)

 新種目の混合ダブルスで水谷隼(32)=木下グループ=、伊藤美誠(20)=スターツ=組が金メダルに輝いた。決勝で許、劉詩組(中国)を4―3で撃破した。ゲームカウント0―2からの大逆転。同郷で12歳差の“みまじゅん”ペアが、日本卓球界初の金メダルの悲願を成し遂げた。

 伊藤は小学校の卒業文集で「オリンピックに出て優勝したい」と記していた。12年ロンドン五輪を現地で観戦。女子団体が銀メダルを獲得した瞬間を目の前で見た。「それを見て、私は2016年には出場して、2020年には団体優勝、個人戦で優勝したいと思いました」とつづっていた。

 15歳だった16年リオ五輪では出場どころか、団体で史上最年少のメダリストとなった。そして、種目は違っても「五輪で優勝」の目標を成し遂げた。伊藤は3冠を目標に掲げて今大会に臨んだ。女子シングルス、女子団体も控える。12歳で描いた夢を超える結果へ、残り2種目も駆け抜ける。
7/26(月) トライアスロン、スタートで波乱 ニナーが好位置

トライアスロン男子個人が26日、東京・お台場海浜公園でスタートし、小田倉真(三井住友海上)とニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)が出場した。第1競技のスイムを終えてニナーが11位、小田倉が41位につけ、第2競技のバイクに挑んだ。

スイムは午前6時半に開始だったが、一部の選手がフライングスタートと判定されて、半数近い選手がスタートしなかった。泳ぎ始めていた選手たちを引き返させて仕切り直し、約4分遅れでスタートしたが、波乱含みのレース開始となった。

トライアスロンはスイム(水泳)1・5キロ、バイク(自転車)40キロ、ラン(走り)10キロを立て続けに行い、鉄人レースとも呼ばれる。小田倉は直近の世界シリーズ2大会で16位、12位と健闘するなど、急速に力をつけている。一方、オーストラリア出身のニナーは4月に日本国籍を取得した。
7/25(日) 完成まで数カ月 柔道選手を奮い立たせる4分の映像の力

 やる気をかき立てるメッセージ。心が躍るBGM。勝利の喜びを思い出す試合の映像。

 柔道の日本代表が選手の能力を引き出すため、ひそかに、そして本気で力を入れてきたのが「モチベーションビデオ」だ。

 2012年ロンドン五輪後に就任した井上康生・男子監督の発案がきっかけだ。

 海外勢の映像分析などを担う全日本柔道連盟科学研究部(科研)が中心となり、13年以降の世界選手権と五輪では毎回、代表選手一人ひとりに合わせたビデオを作っている。

 試合や合宿で撮影した膨大な量の映像を素材に使う。そこに、選手の家族からのメッセージ動画や文字テロップを組み合わせ、選手の好みや映像のテーマに合った音楽をつける。

 1本4分ほどのビデオに構想から完成まで数カ月を要する。東京五輪代表の14人分を用意するのは骨の折れる作業だ。

 科研部員で男子チーム担当の鈴木利一さん(33)は「それぞれの選手のストーリーを意識して作っている」と言う。

 選手の個性や発する言葉、長所や課題も重要な要素だ。鈴木さん自身も選手と日常的に接しているが、コーチやトレーナーからも情報を集めながら構想を練る。

 選手によってビデオを渡すタイミングも違う。試合前日の計量後や試合当日の朝、大会の1週間前を希望する選手もいる。

 リオデジャネイロ五輪女子78キロ超級銅メダルの山部佳苗さん(30)は、試合前夜に見たビデオに「奮い立った」と振り返る。二人三脚で指導を受けた薪谷翠コーチからの「よくここまできた。全力を出そう」というメッセージに背中を押されたという。

 東京五輪に向けた編集作業は佳境だ。井上監督は「工夫を重ねて年々質の高いものができてきている。選手の大きな力になっていると思う」と語る。

 睡眠時間を削りながらパソコンに向かう鈴木さんは言う。「選手は目の前の4分間の試合に人生をかけている。僕も選手と一緒に戦っている気持ち。4分間の映像に全力を尽くしています」
7/24(土) ネットは五輪開会式に「カザフの“お姫様”旗手」「ピクトグラムを演じたのは誰?」など5つの話題で沸騰も評価は賛否真っ二つ!

東京五輪の開会式が23日、無観客の新国立競技場で開催された。大会のテーマである「多様性と調和」を、日本の伝統、テクノロジー、独自カルチャーなどにユーモアも交えて表現した開会式で、最終聖火ランナーには、全米、全豪OPなどを制し、今大会にも出場するテニスプレーヤーの大坂なおみが抜擢された。
 ヤフーが実施しているアンケート「あなたの満足度は10点満点で何点?」では午前4時現在で、約3万8000人が投票し、10点が22.8パーセント、0点が21.1パーセントと真っ二つに評価が分かれた。
 国内のSNS上で話題を集めたのは主に5つ。「選手入場のBGMにドラクエなどのゲーム音楽使用」、「ピクトグラム紹介の抱腹パントマイム」、「夜空を飾った1824個のドローン」、「聖火ランナーの長嶋茂雄氏」、「バッハの長すぎる13分間挨拶」だ。
 選手団入場のBGMにドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー(FF)、モンスターハンターなどのゲーム音楽が使われ、国名を紹介するプラカードは、漫画の吹き出し風になっており、世界に誇る日本のカルチャーを象徴するようなものになった。入場行進は初めて「あいうえお」順で行われたが、ちょうど「FF」のテーマ曲が流れたタイミングで、カザフスタンの女性旗手、オリガ・ルイパコワが登場。ドレスのような衣装を着て優雅に歩く美人アスリートの姿に「FFの世界のお姫様かと思った」「まるでゼルダ姫」「タイミングが神がかり」などとツイッターが沸騰した。ルイパコワは三段跳びで、北京銀、ロンドン金、リオ銅と3大会メダル獲得の陸上界のスター。36歳になるが美人アスリートとして毎大会取り上げられてきた。
 1964年の東京五輪から採用された競技をイラストで示す、50種類の「ピクトグラム」をすべてパントマイムで紹介したパフォーマンスも話題を集めた。「仮想大賞みたいで面白かった」という声とともにネット上を騒がしたのが着ぐるみの中の人物の正体。組織委員会が発表している開会式メンバーの中にパントマイムアーティストとして著名で多くの「サイレントコメディー」を発表している「が~まるちょば<HIRO-PON>」の名前があり、答えは「が~まるちょば<HIRO-PON>で間違いなさそうだが、ベタなローテクが、温かみとユーモアを伝えることとなり評価アップした。
 非常にテレビ的な演出だった。
7/23(金) チェコ代表、陽性6人に 「スキャンダル」と首相が非難

東京五輪のため来日したチェコ代表団で、新たにビーチバレー女子と自転車ロードレース男子の選手が新型コロナウイルス検査で陽性となったことが22日、明らかになった。同国代表でこれまでに陽性となった選手・スタッフは6人で、いずれも同じフライトで来日。アンドレイ・バビシュ(Andrej Babis)首相は事態を「スキャンダル」と呼び非難した。

 新たに陽性が確認されたのはビーチバレー女子のマルケータ・ナオシュ・シュルコバ(Marketa Nausch Slukova)と自転車ロードレース男子のミハル・シュレゲル(Michal Schlegel)。検査はいずれも選手村で行われた。ナオシュ・シュルコバはペアを組むバルボラ・ヘルマノバ(Barbora Hermannova)と共に五輪出場が不可能となった。

 チェコ代表で陽性が確認されたのは選手が4人、スタッフが2人。チームドクターが東京到着時の検査で陽性となったのに続き、ナオシュ・シュルコバのオーストリア人コーチで夫のシモン・ナオシュ(Simon Nausch)氏とビーチバレー男子のオンドジェイ・ペルシッチ(Ondrej Perusic)、卓球男子のパベル・シルチェク(Pavel Sirucek)も陽性の検査結果が出ていた。

 バビシュ首相は記者団に対し、「全く気に入らない。なぜこうなったのか理解できない」と表明。「ワクチン接種を受けるよう人々を説得し続けている中、ドクターは接種を受けていなかった。何よりも、選手にとって不公平だ」と憤った。

 チェコ代表団を率いるマルチン・ドクトル(Martin Doktor)氏によると、代表団で発生したクラスター(感染者集団)について同国オリンピック委員会は調査を開始した。
7/22(木) ネット通信量、コロナで急増 2年で2倍に 総務省推計

 国内の固定通信で利用されるインターネットのデータ通信量が、コロナ禍前の2年前と比べて約2倍になった。総務省の推計でわかった。テレワークの普及や動画配信サービスの利用増が影響しているとみられる。

 総務省は、光回線などの固定系ブロードバンドについて、主要接続事業者9社のデータに基づき、毎年5月と11月の国内の総通信量を推計している。それによると、今年5月の下り(ダウンロード)の平均通信量は毎秒約23・9テラビット(テラは1兆)だった。19年5月は約12・1テラビットだったが、最初の緊急事態宣言が出ていた20年5月には約19・0テラビットと急増。今回さらに増え、初めて20テラビットを超えた。

 1契約あたり1カ月の総量でみると、今年5月の下り通信量は約174・6ギガバイト(ギガは10億)にのぼった。

 推計した総務省データ通信課は、コロナ禍でのテレワークの普及で映像を伴うオンライン会議が一般化したことや、米ネットフリックスなどの動画配信サービスの利用者が増えたことが主な要因とみている。携帯電話などの移動通信の通信量は、ここまで大きくは伸びていないという。

 東京五輪・パラリンピックでNHKと民放各局が競技中継の同時配信に取り組むことなどから、今後も通信量の増大が見込まれるが、同課によると、通信事業者が設備の増強や複線化といった対策を進めており、十分対応可能になっているという。
7/20(火) なぜ大谷翔平は”球宴後遺症”を脱して34号2ランをかっ飛ばすことができたのか…マドン監督の分析は技術の修正

エンゼルスの大谷翔平(27)が18日(日本時間19日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に「2番・DH」でフル出場し、9回二死三塁から、5番手の右腕、ポール・シーウォルドがインローに投じた見送ればボールのスライダーを“ゴルフスイング”ですくい上げ、5試合、26打席ぶりとなる34号2ランを右中間スタンドへと放り込んだ。スタットキャストが弾きだした飛距離は419フィート(約128メートル)。試合には4-7で敗れたが、最後まで席を立たなかったファンを沸かせ、7回には、一塁ゴロで俊足を飛ばして、ベースカバーに走る一塁手との競争をタッチ差でかわして内野安打としていた。
 前日は、5打数ノーヒットで4打席連続三振に倒れ、この日も第1打席は外へ落ちるボール球に手を出して空振り三振に終わっていた。その後は、敬遠気味に2打席連続四球。後半戦の大谷は、どこかおかしかった。
 大谷は12日のオールスターゲームのホームランダービーの1回戦で延長、再延長と激闘を演じた。4分間プラス1分間をハイペースでフルスイングを続けて、再延長はわずか1スイングだったが、「疲れた。楽しかったけれど、こんな経験はない」と語るなど、インタビューで「疲れた」を連発していた。その状況のまま翌日の本番では、先発し1イニングを全力で投げ、DHとしては2打席立った。
 ロサンゼルス・タイムズ紙も「大谷が9回に本塁打を放つ前、大谷はホームランダービーに出場した後に開始したシーズン後半戦の打席でわずか12打数2安打だった」と記すなど、ここまでの“プチスランプ”の理由はホームランダービーの疲労の影響だったとの見方が強く、MLB公式サイトは、この34号を「大谷、ダービーのさびを振り払い、完璧に捉える34号本塁打」と表現するほどだった。
 では、なぜ大谷は”球宴後遺症”から脱することができたのか?
 同サイトによると、試合後、メディアからジョー・マドン監督に対して「大谷のダービー出場がスイングに何らかの影響を与えたのか」との質問が飛び、マドン監督は、「彼は通常よりも引っ張ることが多く、少しスイングを崩してしまったかもしれない。この試合の最後でほぼセンターに向けて本塁打を打ったことが、私が良かったと思う理由だ。疲れが影響したのではなく技術的なものだった」との分析を口にした。
 マドン監督によると、崩れていた大谷のスイングを修正するために、ジェレミー・リード打撃コーチと「打席でバランスを良くすること」に取り組んでいたという。
7/19(月) 五輪反対55%、安全安心の大会「できない」68% 朝日世論調査

17、18日に朝日新聞社が実施した世論調査(電話)で、この夏に東京五輪・パラリンピックを開くことの賛否を聞くと、賛成33%で、反対55%の方が多かった。菅義偉首相が繰り返す「安全、安心の大会」には「できない」が68%に上り、コロナ禍での開催への不安が賛否に影響しているようだ。

 五輪・パラリンピックが「安全、安心の大会」に「できる」は21%にとどまった。内閣支持層では「できる」が46%で、「できない」の41%をやや上回ったが、不支持層では「できる」7%に対し、「できない」が87%に達した。

 開催の賛否を男女別にみると、女性は賛成26%、反対59%、男性は賛成41%、反対51%。すべての年代で反対が賛成を上回った。開催地の東京では賛成30%、反対58%だった。支持政党別では、自民支持層は賛成51%、反対40%と賛成の方が多かった。無党派層では賛成25%、反対60%だった。
7/18(日) 木造高層ビルに脚光 脱炭素、林業再生へ貢献

 柱や梁(はり)などの構造部材に木材を使った木造高層ビルが脚光を浴びている。

 木を燃やしたり腐らせたりすると発生する二酸化炭素(CO2)を、建材として固定化すれば長期間出さないで済み、脱炭素に貢献できる。このため国連の持続可能な開発目標(SDGs)の観点で木造ビルを評価する企業が増えている。国産材の利用が拡大すれば国内林業の再生にもつながりそうだ。

 木造ビルは環境意識が高い海外で先行し、高さ80メートル超の建物も登場している。日本は厳しい耐火基準などが壁となっていたが、性能を満たす建材の開発が進み、高層化が可能になった。

 大林組は地上11階建て、高さ44メートルの純木造ビルを横浜市に建設中だ。小学校のプール5杯分に相当する約2000立方メートルの木材を使い、1325トンのCO2を固定化する。コンクリートや鉄の使用量が減り、CO2削減だけではなく「現場の作業環境も改善される」(同社工事担当者)。完成は来年春を予定する。

 竹中工務店は木造と鉄骨造りを組み合わせた10階建てマンションを仙台市に建てたほか、三井不動産とともに東京・日本橋で国内最高層の17階建てオフィスビルを計画する。住友林業は350メートルの超高層ビルの開発構想を掲げる。

 政府も木造ビルに注目する。世界的に木材価格が高騰する「ウッドショック」は苦境が続く国内林業に追い風だが、長い目で見れば人口減による木造住宅の需要減少で先行きは厳しい。木造ビルは脱炭素だけではなく、国産材の新たな利用先としても期待されている。

 ただ、耐火材などの費用で建築コストは通常より1~2割ほど高い。国土交通省や林野庁は補助金で普及を後押ししている。
7/17(土) リモートワークで会社に残したスマホが「膨張しすぎてパカッと割れた」 原因は“つなぎっぱなし”? 専門家に聞いてみた

 リモートワークで1年以上PCに接続しっぱなしのスマホの電池が、フタを押し上げるほど膨張して酒蒸しハマグリのような状態に。Twitterで話題の人ごとではない体験談、専門家に原因と対策を聞いてみました。

 投稿者のおかずさんが久しぶりに出社すると、PCに接続していたスマホがまるで口を開けたハマグリのような状態に。

 おかずさんはゲーム会社勤務であり、膨張したスマホはモバイル端末での動作確認に用いていたもの。リモートワークへの移行に伴い、複数人が遠隔で操作できる環境を急きょ構築しなければなりませんでした。

 そのためにスマホと社用PCをUSBケーブルで接続し、1年以上会社に置いていたそうです。なお、スマホは「電源はついているが画面は消灯している状態」で、中にはずっとスリープ状態だった端末もあるとのこと。

 おかずさんは「時間の無い中ではありましたが、それでも今回の問題の危険性について十分に調べておく必要があったと思います。昔からモバイル端末を使って開発している会社様には常識だと思うのですが、コロナにより急ぎリモート対策をした方は知らないかもしれないという話になりツイートいたしました」とコメントしています。

 本人が「端末側の問題ではなく、僕の運用方法が非常識・想定外」と語るように、バッテリーが膨張したスマホは特殊な状態にあったといえるでしょう。ですが気を付けるに越したことはありません。KDDIの専門家にバッテリーが膨らんだ原因と対処法を聞きました。

KDDIの回答
――なぜこうなったと思われますか?

 お使いのPCのご利用用法や仕様、またスマートフォンの仕様によっても動作が異なりますので、仮説となりますが、以下の2点が想定されます。


1. 熱による電池の劣化:満充電に近い状態で電池に熱が加わり続けると劣化につながります。データ通信および充電によりスマートフォンは発熱します。他にも周辺温度や近くのPCの発熱などの要因が考えられます。
2. 充電状態の継続:スマートフォンでPCをリモート接続していたとのことですので、スマートフォンは常にデータ通信を行い、電池を消費している状態であったと考えられます。消費した電気はPCからすぐに供給されますが、この「放電」と「充電」の繰り返しにより、電池のサイクル劣化が進んでしまったと想定されます。

――リモートでモバイル端末を使いたい場合の注意点は?

 お使いのPCの・スマートフォンの仕様やご利用法によって動作が異なりますが、上述の通り電池を劣化させてしまう場合がございますので、リモート接続に固定通信回線のご利用ができない場合には、コンセント利用のホームルーターなどのご利用をお勧めします。

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 今にも爆発しそうなビジュアルに恐ろしくなってしまいますが、KDDIによれば「リチウムイオン電池の特性であり、安全上の問題は無い」とのこと。ただし、使いやすいかどうかは別問題。バッテリーを交換した場合は速やかに回収してもらうとよいでしょう。バッテリー内蔵の機種については、メーカー修理を依頼せざるを得ない場合もあるようです。

 ツイートには似たような体験をした人からの声も寄せられています。スマホゲーム専用端末など、特定の状況で使うスマホは充電したままにすることもありますが、長期間の連続充電は避けたいところです。
7/16(金) 河野大臣“職場接種、約3000会場が待機” 大学は9月完了へ

 企業や大学で行うワクチンの職場接種をめぐり、河野大臣は、TBSの番組で申請は済ませたものの待機をしている会場の数がおよそ3000件あることを明らかにしました。

 「いま職域接種全体で約5000の申し込みをいただいていまして、そのうち2000を超える部分が動いている」(河野太郎 行革相)

 ワクチンを担当する河野大臣は、現在2000を超える会場で職場接種が行われていて、待機状態にある会場がおよそ3000あることを明らかにしました。その上で、このおよそ3000会場については、8月以降、災害対応にあたっている自衛隊や警察官を優先し、その後、開始希望日が早い会場から順番に接種を開始する考えを示しました。

 一方、大学での接種については「だいたい9月いっぱいで終われるようなスケジュールを組もうとしている」と強調しました。
7/15(木) インドネシア、アジアのコロナ流行中心地に 印より「はるかに深刻」

新型コロナウイルスが猛威を振るうインドネシアでは14日、1日の新規感染者が5万4000人を超え、過去最多を更新した。感染力の強い変異株「デルタ株」の拡大により、同国はインドを抜いてアジアのコロナ流行中心地となっている。

 インドネシアでは感染者の急増により病院が逼迫(ひっぱく)。自宅で多数の人が亡くなり、患者の家族が治療に必要な酸素ボンベを必死に探し求める状況となっている。

 インドネシア保健省の発表によると、過去24時間の新規感染者は過去最多の5万4517人、死者は991人。新規感染者に対する死者の割合は、6月上旬から10倍に増加している。だが検査や接触者追跡の体制が整っていないことから、実際の犠牲者ははるかに多いとみられている。

 オーストラリア・グリフィス大学(Griffith University)に所属するインドネシア人疫学者のディッキー・ブディマン(Dicky Budiman)氏は、「インドネシアはパンデミック(世界的な大流行)の中心地となる可能性があるが、すでにアジアの中心地となっている」と指摘。人口の差を考えれば、インドネシアの状況は「インドよりもはるかに深刻だ」とした。1日の新規感染者数は実際には10万人を超えている可能性があり、1日の死者は今月末までに倍増し、2000人に達する恐れもあるという。

 最近、コロナ流行の大きな波に見舞われていたインドでは現在、1日の感染者数の平均は約4万4000人、死者数の平均は1028人となっている。だがインドの人口はインドネシアの5倍近くあり、統計サイト「ourworldindata.org」によると人口100万人当たりの新規感染者数はインドネシアが141人なのに対し、インドでは29人にとどまる。
7/13(火) ネット解約の違約金「上限は1カ月分」 総務省方針

 インターネットなどの通信サービスを解約する際の違約金について、総務省は12日、上限額を「1カ月分のサービス利用料相当額」に制限する方針を示した。解約を防ぐため高額な違約金を求める事業者もいて、契約の乗り換えの障害になると指摘されていた。

 総務省はこの日、消費者保護ルールのあり方を検討する有識者会議に報告書案を出した。そのなかに、上限額の制限を盛り込んだ。学習塾をやめた消費者に事業者が請求できる金額上限を「1カ月の授業料相当額」とする、特定商取引法に基づく規制などを参考にしたという。

 報告書案について近くパブリックコメントを募り、9月に最終報告をまとめる方針だ。年度内の関連規則の改正をめざす。

 携帯電話をめぐっても、消費者がニーズに合わない高額プランの契約を販売店で勧められる問題が指摘されている。携帯大手と店の取引関係について対策を強化する。高額プランの獲得率で店を評価するなど、法令違反を助長する内容が業務改善命令の対象になることを明示する。違反がないかどうかを継続して監視する仕組みも整える。

 4月に総務省が公表した調査では、消費者ニーズを丁寧に確認しないで高額プランを勧誘した経験があると答えた店員が4割強にのぼった。携帯大手が販売店に課す営業目標が背景にあるとみられている
7/12(月) 東京 きょうから4度目の緊急事態宣言 8月22日まで

東京では12日から8月22日まで4度目の緊急事態宣言の期間に入りました。政府は夏休みやお盆の期間の人の流れを抑えて感染拡大を防いでいきたい考えです。

 緊急事態宣言は東京のほか、すでに発出されていた沖縄でも延長されました。

 また、埼玉・千葉・神奈川・大阪の4府県に適用していた「まん延防止等重点措置」も延長され、期間はいずれも8月22日までとなっています。

 宣言の対象地域では酒類の提供が禁止され、「まん延防止」措置の地域でも原則として停止を要請しています。

 政府は感染の拡大を抑えられれば期間を前倒しして解除することも検討していますが、「宣言慣れ」も指摘されるなかで想定した効果が得られるのか、先行きを懸念する見方も出ています。
7/11(日) 衛星で世界のネット空白埋める、30億人超の市場開拓へ競争激化…日本勢も参入

 宇宙に人工衛星を打ち上げ、インターネットサービスを世界中で利用できるようにする動きが広がっている。世界にはネット環境が整っていない人が30億人以上いるとされ、将来的に新興国や途上国で新規市場を開拓したいIT企業などの競争が激しくなっている。

 レースの先頭を走る米宇宙企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は6月にスペインで開かれた通信業界の国際見本市で「8月までに、ほぼ世界全域で高速ブロードバンドを提供できる」と語った。自ら衛星を打ち上げてサービス化を目指す米国のアマゾン・ドット・コムやフェイスブックなどとしのぎを削る。

 スペースXはこれまでに1500基以上の衛星を打ち上げ、米国やカナダなどで昨年からサービスを始めた。約500ドル(約5万5000円)の専用機器を購入し、月額料金は約100ドル(約1万1000円)となっている。総務省は今夏にも電波法を見直し、日本でも利用できるようにする。

 日本勢の参入も相次いでいる。携帯電話大手ソフトバンクは5月、親会社ソフトバンクグループが出資する英衛星企業ワンウェブと業務提携した。ワンウェブは180基以上の衛星を打ち上げた実績があり、年内にも世界の一部地域でサービスを提供したい考えだ。

 また、楽天グループは出資先の米新興企業の技術を活用し、2022年度にも国内向けのサービスを始める方針だ。携帯電話業界では後発組で、地上に基地局を整備するには時間や費用がかかることから、新技術で一気に先行組との差を縮めることも狙っている。
7/10(土) 医療・警察関係でFAXがなくならないのには理由がある FAX全廃がもたらすセキュリティ欠陥

河野太郎行政・規制改革担当相が、6月末までに省庁などでFAXの使用廃止の方針を示したのは、6月15日の会見でのことだった。

ところが先日、1カ月も経たずして、政府はその撤廃方針を断念したことが明らかになった。北海道新聞の報道によれば、「河野氏はファクスをテレワークを阻害する要因の一つとみて6月末で原則利用をやめ、電子メールに切り替えるよう求めていた」が、「内閣官房行政改革推進本部事務局によると、各省庁から400件程度の反論が寄せられた」という。そして断念することになった。

要するに、FAX廃止について各方面の事情を十分に調査・分析しておらず、「見切り発車」だったということだろう。

各省庁から出た苦情には、例えば警察などから「機密性の高い情報」を扱うためにFAXは不可欠だという声もあったという。実は、日本では、いくら大臣が廃止を大声で叫んでも、仕事によってはFAXを止めることが難しい業種も存在する。セキュリティの観点などからも、FAXを廃止するのは望ましくない分野もある。

その際たる例は、医療現場や警察関係だ。もちろん管轄の省庁などのやりとりも行われている。そこで医療や警察の現場の声から、なぜFAXが不可欠なのかを見ていきたい。

まず医療関係。都内のある医師によれば、病院などでは、FAXは日常的に使われていて廃止することは考えられないという。業務で使うパソコンやデバイスは、基本的にインターネットなどにはつながらないようにシステムが作られており、「セキュリティの問題で、個人情報などが漏洩するリスクがあるためです」と語る。そのため書類などを電子メールで送信することは考えられず、FAXで送るのが当たり前となっている。

新型コロナの検査結果や、そのほかの患者の検査情報なども、医療機関同士が「受け取った、受け取っていない」というような問題が起きないようFAXで送って記録として残す意味合いもある。そうした情報は患者の命にも関わり、一刻を争うこともあるため、電子メールが届いたかどうかといった確認をしている余裕は現場にはないという。「迷惑メール」に入っていて確認できなかった、なんてことは許されない。

■ FAX全廃が医療崩壊に?

毎日、この瞬間も目まぐるしく患者の治療が行われている医療現場では、これまで当たり前になっている仕組みを廃止して、直ちにメールなどに移行することになれば、それこそこのコロナ禍に「医療崩壊」が起きる可能性もある。そんなリスクは負えないため、機能しているFAXを継続するのは合理的な選択だろう。

とはいえ、読者の皆さんも病院ではiPadやデジタルデバイスなどが使われているのを見たことがあるかもしれない。ただそうした機器も、基本的にインターネットにはつながっていない。「医療現場はかなりデジタル化が進んでいますが、内部だけでネットワーク化されたイントラネットを使っています。大学病院などで最近、カルテを近隣のクリニックなどとコンピューターで共有しようという話も浮上していますが、セキュリティの問題もあってまだ実現するのには課題も多い」

実は、患者の情報などはかなりデジタル化されている。FAXで送られてきた情報を、送る側も、受け取った側も、パソコンに打ち込んでいるのだ。ただこの面倒なひと手間が実はサイバー攻撃対策には効果的だったりする。

近年、世界的にランサムウェア(身代金要求型ウィルス)による攻撃が増えている。攻撃者は企業などのコンピューターにマルウェアを感染させると、システムを勝手に暗号化して使えなくしてしまう。そしてメッセージが表示され、「暗号を解いて欲しければビットコインを払え」となる。

2017年5月、イギリスの国営医療システムのNHS(国民医療サービス)の病院など80医療機関がランサムウェアに感染して、患者のカルテが見られなくなって手術ができなくなるといった事態になった。ドイツやアメリカでも医療機関へのサイバー攻撃が起きている。これらの攻撃は、基本的に、インターネットや電子メールなどで外部とつながっていたから発生している。

医療データを扱うネットワークが外部とつながることは漏洩のリスクとなる。ならば、FAXで別でやりとりする方が基本的には安全だという考え方もあるだろう。

■ FAXを手放せない警察

警察はどうか。警察では、事件の裁判手続きの書類や捜査情報など絶対に表に出てはいけない機微情報などを扱っている。関東地区の警察関係者によれば、警察では「そもそも外部と電子メールでやりとりができないようになっている」という。どういうことかと言うと、警察内部では送受信できるメールシステムがあるが、外部と電子メールを送ったり、受けとったりできない。その理由は、扱うデータが漏れるようなことがあっては困るからに他ならない。そこで、より安全な策としてFAXが使われる。

この「対策」も正しいと言えよう。情報を盗んだり、妨害工作を行うサイバー攻撃では、その攻撃の端緒は90%以上が電子メールによるサイバー攻撃である。メールに添付されたファイルにマルウェア(悪意のある不正なプログラム)を埋め込んであり、受け取った側が実行すると感染してしまうものや、メールに記されたリンクにクリックするとマルウェアに感染するなど、さまざまな攻撃を受ける。

警察ではそういう被害に遭わないように外部とはメールなどで接触できなくしているのだ。考え方としては、外部ネットワークとつなげていない医療関係機関と同じである。

そして、医療や警察の現場も中央省庁とは直接的にも間接的にもつながりがあるため、省庁も自ずとFAXを使うことになる。さらに言えば、銀行関係でもFAXが使われている場合が少なくないために、その関連の省庁もいきなり廃止では仕事が成り立たない。

だからこそ、中央省庁で河野大臣のFAX廃止方針に400件もの苦情が届いたのである。医療や警察関係以外にも同じような状況を抱えた分野はあるだろう。

FAXをいまだに使っているというと、前近代的なようにも思えるが、実はそうではない。海外でもいまだに、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどでFAXは使われており、世界中で今も約4300万台が現役で使われていると言われる。

ここまで見てきた通り、情報漏洩などを防ぐサイバーセキュリティの観点からも、FAXを使うことはある意味では有効な対策だと言える。

■ USB厳禁にせよ
7/9(金) 「なぜスマホのバッテリーは交換できないの?」 その理由と問題の本質を考える

 現在のスマートフォンは、ほとんどがバッテリー内蔵で、交換することができない。先日、「交換できないのは問題だ」とする記事がSNSでバズっていた。メーカーがスマホを買い替えさせるために交換できないようにしているのだ……という論調である。

うーん。

 携帯電話やスマートフォンをずっと取材し、製造についても知っている立場からすると、それはかなり強引すぎる話かな、と思う。

 バッテリー交換式でなくなっていったのにはそれなりの理由がある。一方で、製品とバッテリー交換に課題がないわけでもない。

 それらがどういう関係にあるのか、改めてまとめてみたい。

バッテリー技術の進化が「内蔵式」を生み出した
 その昔、デジタル機器の多くは充電池を採用しつつも「バッテリー交換」ができた。それが、スマートフォンからPCまで、バッテリー交換できない形に変わってからもう10年以上が経過している。

 なぜ交換できなくなったのか? そこには複数の理由がある。

 もっとも大きいのは、「バッテリーの形が変わったこと」にある。

 現在のデジタル機器で使われているのは「リチウムポリマー」と呼ばれる技術だ。1990年代に実用化された「リチウムイオン充電池」と基本原理は同じなのだが、電解質にポリマーを使っているのが違いだ。いわゆるリチウムイオン充電池では電解質が液体で、リチウムポリマーでは準個体、という違いがある。

 今回の話題に関して重要なのは、結果として電池のパッケージが、レトルト食品のような「樹脂のフィルム」に変わったという点だ。要は、われわれが思い描く「電池」の形ではなくなってしまったわけだ。

 これによって、電池の特性は大きく変わった。

 一番大きいのは、「機器の内部デザインに合わせてぎりぎりまで容量を大きくする」ことが可能になった、という点だ。現在のデジタル機器では、形が決まった規格品もあるものの、ほとんどの機器で、内部設計に合わせた形と大きさのバッテリーパックが使われている。

 次の写真は、Apple製品の即時分解記事などで知られる米iFixitが公開しているiPhone 12のバッテリー交換法紹介からの引用だが、バッテリーが本体サイズの大半を占め、さらにその周囲には空間もほとんどないことが分かるだろう。

 結果として、現在の機器は、性能向上と動作時間の維持、そして「小型化・薄型化」を実現した。本体内部を密閉し、防水・防塵(じん)を実現するにも都合がいい。
7/8(木) 任天堂、新型Switch「有機ELモデル」10月発売 “Wii超え”に弾み

 任天堂は7月6日、ゲーム機「Nintendo Switch」の新型機として有機ELモデルを発表した。10月8日に発売する。価格は3万7980円(税込)。

 従来モデル(税込3万2978円)と比べて、上位モデルに位置付けられる。画面の縁がよりスリムになり、7.0インチに広がった大きな有機ELディスプレイを搭載する(従来のSwitchは6.2インチ、携帯モード特化のSwitch Liteは5.5インチ)。

 付属のドックには、USB端子とテレビに接続するためのHDMI端子に加え、有線LAN端子も新たに搭載。本体保存メモリも64GBに増量(従来のSwitch、Switch Liteは32GB)。スピーカーも改良した。本体カラーは、ホワイトとネオンブルー・ネオンレッドの2種類のモデルを展開する。

 Switchは今年3月で発売から5年目に入った。ゲーム機のライフサイクルは5~6年とされるが、任天堂の古川俊太郎社長は「従来の当社のゲーム専用機とは異なり、非常に勢いがある状況」(5月の決算説明会より)と説明する。

 巣ごもり需要を追い風に「あつまれ どうぶつの森」がヒットしたこともあり、2021年3月期(20年4月~21年3月)の販売台数は2883万台(前期比37.1%増)を記録。累計販売台数は8100万台(21年3月末時点)を越えた。22年3月期(21年4月~22年3月)は2550万台の販売を見込み、「Wii」の記録(累計1億163万台)を塗り替える予想だ。
7/6(火) ネット同時配信も秒読み、ローカル局で課題も…民放キー局が「TVer」に任せた2つの大役と不安

 「ネットフリックス」や「アマゾン・プライム・ビデオ」ばかりに視聴者を取られている場合ではない――。コロナ禍で定額型の動画配信サービスが広く定着し、民放テレビ局はますます危機感を強める。

 そんな中、各社が大きな期待を寄せるのが、テレビ番組の見逃し配信を中心とした動画配信サービス「TVer」だ。TVerにとってもコロナ禍の巣ごもり需要が追い風となった。月間アクティブユーザー数は昨年、前年比2倍となる2000万人に到達。今年は3000万人を目標に掲げる。

 もともとTVerは民放キー局5社と大手広告代理店4社の共同出資で設立された。昨年6月には民放キー局5社が追加出資し、直近の7月にも関西を拠点とする準キー局5社が新たに資本参加すると発表した。

■目指すは「次のマスメディア」

 TBS出身でTVerの社長を務める龍宝正峰氏は「キー局の追加出資後はコンテンツ数もかなり増えてきた。ユーチューブには届かないかもしれないが、次の『マスメディア』になっていく自信はある」と手応えを語る。追加出資前の昨年6月頃は1週間当たり300番組だったのが、直近では350を超えたという。

 テレビ局がTVerに期待する理由は2つある。1つが、テレビ広告収入の減少だ。テレビ広告はネット広告のように消費者の趣味嗜好に応じたターゲティングができないなどの理由で低迷が続いている。2019年には電通が集計する国内広告支出の統計「日本の広告費」で、テレビ広告がネット広告に初めて追い抜かれた。

 コロナ禍でも同様の傾向は続いている。キー局各社はコロナ禍における大手広告主の出稿抑制を受け、2020年度上半期にはテレビ広告収入の中心であるスポット広告が、一時は前年同期比40%減と大きく落ち込んだ。下半期以降は回復基調にあるが、あるテレビ局関係者は「今後の地上波テレビの広告市場が伸びるとは想定しにくい」と話す。

 テレビ局各社は落ち込む広告収入の挽回策として「ネット広告の拡大」を掲げる。TVerはその中心に位置づけられているのだ。

 無料見逃し配信で在京5局トップの再生回数を記録したTBSホールディングスは、TVerやその他無料配信サービスを含めた売上高が前年46%増(数字非公表)となっている。別のテレビ局幹部も「TVerはコロナの影響もあって大きく成長した。(TVerにおける売上高は)2021年度は前年の2倍を目指す」と息巻く。
7/5(月) 岩盤から根こそぎ崩落 土砂10万立方メートル、深層崩壊か 熱海土石流

大雨の影響で、甚大な被害をもたらした静岡県熱海市伊豆山地区の土石流。専門家は、標高の高い場所で岩盤から崩れ落ちる「深層崩壊」が起きたことにより、土石流が発生した可能性が高いとみている。また、崩れた場所には人工的に造成された地点もあったことから、「急斜面への盛り土は危険がある」とも指摘した。

山の斜面が崩れる「斜面崩壊」には2種類ある。一つは「表層崩壊」で、地表から2~3メートル以内の表土層のみが崩れる。一方、「深層崩壊」はそれより深い場所にある岩盤から根こそぎ崩れる現象だ。一般的に深層崩壊の方が被害も大きくなる。岩手大の井良沢道也教授(砂防学)は、現場の状況から深層崩壊が起きた可能性が高いとみている。

県は4日、崩落した土砂の量は、発生源に堆積していた盛り土を含め約10万立方メートルに及ぶ可能性があると説明した。井良沢教授は「表層崩壊が複数発生したとしても、この土砂の量は発生しない可能性が高い」とみる。

伊豆山地区を襲った土石流は1回のみではなく、複数回発生したという目撃談もある。これは、逢初(あいぞめ)川の上流で深層崩壊が起き、多量の土砂が川床をせき止め、その後決壊して下流に流れたか、川床に大量にたまった土砂が上流からの水で複数回の土石流になったためとみられるという。

今回の土石流は、黒い泥が多く含まれる「泥流型土石流」とみられる。現場の映像などから、土石流には砂や石の粒があまり含まれず、粒子の細かい火山灰が水を吸い、泥っぽくなった可能性が高い。泥流型の土石流は流れが速くなりやすく、今回も「非常に流れが速かった」という。

井良沢教授は、斜面崩壊が起きた地点の映像を踏まえ、斜面の土に開いた穴から、水が噴き出しているとも指摘した。

穴は「パイプ流」と呼ばれる地下水の通り道が露出したもので、通常は木の根が腐ったり、動物が掘ったりして生じる。豪雨により、大量の水がこの穴をつたって地層に浸透していった可能性もある。井良沢教授は「これだけ激しく水が出ているものは初めて見た」と話した。

崩れた地点には人工的に造成された土地が含まれており、井良沢教授は「盛り土は10メートル以上の厚みがあるのではないか。急斜面に人工的に造成した斜面は大変危険だ」と指摘した。
7/4(日) NTTぷららの委託先で個人情報流出の可能性--最大で800万件

 NTTぷららは7月2日、サービス機器配送などの委託先で個人情報が流出した可能性があると発表した。現時点で最大800万件の個人情報が流出した可能性があるとしている。

 NTTぷららが機器配送業務を委託しているエヌ・ティ・ティ・ロジスコ(NTTロジスコ)が第三者による不正アクセスを受け、個人情報が滅失し、流出している可能性が判明したとのこと。7月1日の9時56分に発覚したという。

 発生場所は、エヌ・ティ・ティ・ロジスコ 千葉物流センターA棟で、流出した可能性がある個人情報は、NTTロジスコに配送業務を委託する上で必要となる配送先情報に含まれている、氏名、住所、電話番号、DRMID(STBが保有する数字16桁固有の番号)、ひかりTVの契約番号となる基本契約番号、お客様番号。なお、クレジットカード情報および金融機関口座情報などの決済関連情報は一切含まれていないとしている。

 NTTロジスコに委託している配送業務の範囲は、ひかりTV用STB、HDD、付属品等と、ひかりTV for docomo用STB、HDD、ISPぷらら用ルーター、スマートスピーカーで、対象の配送期間は2009年8月13日~2021年6月28日になる。

 現在、NTTロジスコに委託しているNTTぷららの配送業務と業務を処理するNTTロジスコのサーバーについては全て停止しているという。NTTぷららでは、今後、個人情報の流出が明らかになった場合、対象のユーザーに対し、個別に書面にて連絡するとしている。
7/3(土) Pinterest、減量に関する広告を全面禁止--他のSNSにも呼び掛け

 Pinterestは米国時間7月1日、「ボディーニュートラリティー」(容姿ではなく体の機能に注目すべきだという考え方)を奨励する取り組みの一環として、減量に関する広告をすべて禁止すると発表した。

 減量に関する文言や画像、利用者の言葉、着用または肌への塗布による減量効果を主張する製品を掲載した広告を禁止する。BMIや、特定の体形を理想化したり中傷したりする画像や文言が入った広告も投稿できなくなる。Pinterestはすでに、広告ポリシーでやせ薬、減量のビフォー・アフター画像、減量法、他人の体形をけなす行為、非現実的な美容効果を禁止しているが、新たなルールによって禁止の対象が広がる。

 減量がテーマでなければ、健康的なライフスタイルや習慣、フィットネスのサービスや製品についての広告は認められるという。

 同社によると、夏が始まり、新型コロナウイルスのパンデミックが収束しつつある中、人々はボディーイメージとメンタルヘルスの問題に直面している。新ルールを策定するにあたり、同社は全米摂食障害協会(NEDA)と協力した。NEDAによると、パンデミックの発生後、若年層の間で不健康な食事習慣と摂食障害が急増したという。

 他のSNSも減量に関する広告を制限しているが、Pinterestによると、主要プラットフォームの中で関連広告を全面禁止しているのは同社だけだという。Facebookの広告ポリシーでは、「ネガティブな自己評価を含意または喚起することでダイエットその他の健康関連商品を宣伝するコンテンツを含む広告」を禁止している。例えば、全体像またはズームされていない姿を含む画像は許されるが、ズームされた腹部など体の一部に焦点を当てた画像は許可されない。

 Pinterestは各SNSが自社にならい、ルールを厳格化する必要があるとした。「当社は同業他社に同様の対策をとること、そして理想的な体型などといったものは存在しないと示すことを推奨する」と同社はプレスリリースで述べた。
7/2(金) 空飛ぶクルマ、35分の都市間飛行に成功 「SFが現実に」

 空飛ぶクルマを開発しているクラインビジョンは6月30日、スロバキアで行った試作機の試験飛行で、同国の2都市間を結ぶ35分間の飛行に成功したと発表した。

発表によると、クラインビジョンの「エアカー・プロトタイプ1」は28日、同国のニトラから首都ブラチスラバまで飛行した。同機は160馬力のBMWエンジン1基と固定プロペラを搭載。3分足らずで航空機から道路を走る車へと変形できる。

これまでに40時間以上の試験飛行を終え、高度は約2500メートル、最高巡航速度は時速190キロに到達したという。

28日の試験飛行では、ブラチスラバに着陸したエアカーが自動車に姿を変え、クラインビジョンのステファン・クライン最高経営責任者(CEO)と共同創業者アントン・ジャザック氏の運転で、市中心部まで走行した。

ジャザック氏は「エアカーはもはや概念実証ではない」「SFが現実になった」とコメントしている。

同社は現在、300馬力のエンジンを搭載した「エアカー・プロトタイプ2」の開発を進めている。巡航速度は時速300キロ、航続距離は1000キロに達する見通し。

クラインビジョンは3人乗りと4人乗りのエアカーのほか、双発機や水陸両用モデルの開発も予定している。
7/1(木) 郵便デジタル化で新会社 日本郵政100%出資

 日本郵政は30日、経営戦略の軸とする「デジタル郵便局」構想の実現を担う新会社を7月1日付で設立すると発表した。郵便や銀行、保険といった各種サービスを一体で提供するアプリの開発などを進める予定で、資本提携先の楽天グループ出身者を経営トップに充てる。

 社名は「JPデジタル」で、日本郵政が100%出資する。電通グループやSOMPOホールディングスからも人材を招き、2年後に人員を200人規模に拡大する。増田寛也社長は30日の定例記者会見で「新会社がグループ全体のデジタル化をリードすることになる。社内外から専門人材を集めたい」と語った。